忘れていたのだよ

留学期間が残りわずかになってきて、友人からディナーのお誘いが増えてきました。
選択科目の学期になって顔を合わせる人も少なくなってきたのでこういう機会に話すことができるのはとても嬉しいことです。

併せて当初の目的であるソーシャルファイナンスの経験を積むべく、時間を見つけてはSocial Impact Bond関連の資料を作成したりしています。

このような感じで結構充実している時間を過ごすことができているのですが、一つやり残していたことがありました。

それは、「日本のアニメの魅力を海外に伝える」というミッションを達成できていないこと。歴史などと比べるとサブカルの話をするのは覚悟が要るもので、これだけはまだ手つかずでした。

日本人同期の動きが活発なこともあってクラスメイトにも日本についてはある程度認識してもらうことができているようには思いますが、日本のアニメについては誰も宣伝していません。

旅の恥は掻き捨て(汗)と言いますが、どうせならアニメの宣伝もやってみたいと考えています。

一方、どのようにするのがいいのかというアイデアは全然なく、白紙状態です。

考える点はいくつかありますが、主なものとしては、
1.どの機会に、どうやって宣伝するか
2.どういうツールを使うか
3.どのようなアニメを宣伝するか

というところでしょうか。

1.については、できるだけ多くの人にアピールでき、かつ不自然ではないタイミングを捉える必要があります。内容が内容だけにどうやっても不自然な気がしますが、いいタイミングはないものかなー、とぼんやり考えています。

2.については、Facebookを使って資料を投稿したらタイミング関係なく見てもらえるかもと思う一方、ほかにもっと印象に残るようなアピールの仕方もあるのでは?という気もします。

3.内容も当然重要です。アニメと一口に言っても、子ども向けから一般向け、あるいは男性向けと女性向けというカテゴリーもありますし、放映時期などによっても内容が全然違いますのでどのような内容が興味を持ってもらえるのかということを考えなければいけません。
世界中のクラスメイトに向けてということで世界名作劇場をメインに、と考えていましたが、それだけでは面白くなさそうです。
また、最近では韓国のアニメ制作が成長してきているそうで、そういう話もしてみたいと考えるようになりました。

また、日本のアニメ業界がアニメーターの過酷な労働条件に支えられているなど、日本のアニメ業界の問題点についても言及し、ビジネスパーソンとして何ができるのかを考えてみたい気もします。

今まで手つかず状態とはいえ何もしないと後悔しそうなので、何かしらのアクションは起こしたいと思います。

何かアイデアをお持ちの方は是非アドバイスを頂ければと思います。

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プロフェッショナルへのコンタクト

最近時間ができてきたので、インターンシップとして担当しているSocial Impact Bond(SIB)の説明資料の作成を進めています。

SIBは英国で考案され、最近ニューヨークやマサチューセッツ州でも導入された新しい金融商品ですが、日本にも導入できる素地があるかどうかを考えています。

それと同時に、SIBを日本に導入しようとする際の法的な論点についても考えてみました。

金融商品なので金融商品取引法が絡むほか、一般的な入札・契約に関する法令や税制なども関連しそうです。
しかし、SIBは日本ではまだ導入されていないこともあって、調べてみてもこのテーマに関する情報はありませんでした。

そこで英国や米国においてはどうかを調べてみると、SIBを考案した英国のSocial Financeという団体がカンファレンスの資料を公開していて、その中にSIBに関するリーガルのテーマもありました。

しかし資料を読んでみてもどのような法令について配慮をするべきか明確ではなく、日本に導入するための参考にするには情報が足りない感がありました。

そこでその資料を作成した人に連絡を取って質問してみようと考えました。

・・・が、そこで大きな問題が。

実はその方は弁護士さんで、所属しているのも弁護士事務所なのでした(面識なし)。
つまり、下手に相談すると高額な相談料を取られてしまう可能性すらありえます。

幸いにもFacebookなどでその話を書いていたらその道の経験がある友人やクラスメイトから親切なアドバイスを頂きました。

主なアドバイスは
・相談料は払えないことを明記する。
・答えを聞くのではなく、答えをどうすれば見つけられるかを聞く。
・具体的な話ではなく、概論的な内容にする。

これらのアドバイスを参考に、先方に失礼にならないように文面を作成し、とにかくいきなり請求書が来ないように何度もチェックし(笑)送信。

弁護士のようなプロフェッショナルにコンタクトをするのは初めてなので緊張しましたが、とにもかくにも無事にメールを送ることができました。

先方の反応はまだなので、返事が来るか否か、はたまた請求書が来るかなどはわからないのですが、また一ついい経験ができました。

そしてこの経験を通じて、専門家としての知識を身につけることは、自分の市場価値を保つために重要であることを再認識しました。
お金をもらうかどうかということは別にして、これからのキャリアを通じて、自分の得意分野では多くの人に頼られる存在となり、自分の市場価値を維持・向上させていきたいと思います。

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日本一グローバルな犬?

Googleのトップページに乗っているイラスト、いつも楽しみにしていたりします。
そして今日もGoogleを開いてみると、かわいい犬のイラストが。

忠犬ハチ公

そう、今日は忠犬ハチ公の誕生日です。

忠犬ハチ公の物語は日本では人口に膾炙していますが、色んな国の人にも知ってもらいたいと思い、このイラストと共に簡単な説明文をFacebookに載せてみました。
すると数人のクラスメイトの反応があり、中には映画観たよーという人も。
すでにハチ公は世界中で知られる存在になっていたようです。
犬好きとしては非常に嬉しい話です。

もう一つ日本において有名な犬の物語としては盲導犬サーブのお話があります。
サーブは身を挺して主人を庇って片足を失った盲導犬ですが、こちらも特に米国で知られているようで、テキサス名誉州犬なのだとか。
ちなみに私がこの話を聞いたのは小学校の低学年の時で、先生が給食の時間に読んでくれたのを今でも覚えています。

フランダースの犬や犬の十戒など世界中に犬にまつわる素敵な物語がありますので、色んな国の犬の話を持ち寄ってその話に親しみ、多くの人がより犬を愛し、より身近な存在となってほしいものです。
そして、そのような犬の物語を通じてみんなが思いやりの心を強く持てば、多少なりとも世界は平和に近づくのではないかと思ったりします。犬好きに悪い人はいない、というくらいですから。

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自炊スキル

私費で留学しているとどうしてもお金のことが気になります。使うべきときには使わなければいけませんが、その分節約の方にも力を入れる必要があります。

また、外国に来て自分の口に合うものを食べようと思うと、外食ではそれを常に満たすことは難しいです。
そもそも、授業や課題などに時間を取られて、外食も頻繁にはできません。

そのため、自炊をすることが自然と多くなります。
特に和食は気軽に食べにいくのは難しいですので、チャイナタウンのお店で日本の食材や調味料などを調達します。
ロッテルダムにもチャイナタウンはありますので、そういう点では便利です。

こしひかり
こしひかり made in 台湾(!?)

ちゃーはん
醤油やすき焼きのたれなどの調味料も調達できます。

こあら
コアラのマーチ・・・?

和食も作りますが、和食だけではコストもかかりますし、チャイナタウンまで頻繁に買い出しにいくのも大変。
それに洋食も好きなので、基本的には洋食を食べています。洋食、といっても簡単なものですが。

学生時代から一人暮らしをしていたので多少のレパートリーはありましたが、作る頻度が増え、また仕事をしている時に比べ精神的な余裕もありますので、新しい料理に挑戦する機会が多く、その幅も広がってきました。

しょうゆ
シーフードリゾット。

ポテトサラダ
ポテトサラダ

たまご
トルティージャ。

すし
手巻き寿司。オランダ名物ハーリング(にしん)も。

最近のマイブームはシーフードチャウダーです。
もともと好きだったのですが、ボストンに行った時にその美味しさを思い出し、自分でも作ってみようと思い立ちました。

調べて見ると案外簡単にできるものでした。
野菜を切って、シーフードと一緒に煮込みながら牛乳と小麦粉を入れるだけ。
日本にいる時はチャウダーのもとを買ったりしていましたが、これでこれからは食べたい時に自分で作れます。

しかもオランダはシーフードが安いので、大量に入れてもOKです。

seafood
シーフード1kgで6-7ユーロ。安い!!

レパートリーを増やそうと挑戦しているうちに、料理を考えたり料理をするのも好きになってきました。
日本に帰ってからも料理を楽しみたいと思います。

もしかしたら、留学生活で得た最も大きな収穫は自炊スキル、ということになるかもしれません(汗)。

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How to bridge between Profit and Non-Profit

11月に入って、急にロッテルダムも寒くなってきました。
服装も秋物では寒く、冬物をしっかり着込んで外出しています。
そして11月ということはオランダにいるのもあと1か月ということになります。
この10か月色んなことがありましたしすでに日本が恋しく感じていますが、残りわずかとなるとやはり感慨深いものがあります。

そして残り時間が少ないということはそれだけこれからできることも限られてきますので、自分の留学の目標に忠実に、またやり残しができるだけないように時間を過ごす必要があります。

私の留学の、そしてこれからのキャリアのテーマは「いかにしてビジネスを通じて社会を良くするか」ということでした。
具体的にはCSRやソーシャルファイナンスといったビジネスのベクトルに沿った形で多くの人を社会を改善させる流れに巻き込むか、ということを考えてきました。

そして先日、RSMで行われたイベントで、またそのことについて考える機会がありましたのでご紹介したいと思います。

ちなみにこのイベントはRSM Charity Clubの主催だったのですが、私はメンバーにも関わらずちょっとした告知や当日のお手伝い程度しかしていなかったので、その罪滅ぼしも兼ねてます(汗)。

今回お招きしたのはUNICEF、ING、Wavinのゲスト。
この二社はUNICEFとパートナーシップを結んでいて、UNICEFとの連携によってどのように社会に貢献しながら企業価値を高めていくか、というテーマでした。

まず最初に、UNICEFの方がパートナーシップの活動やその位置づけについて説明。
彼らの究極的なゴールとしては国連ミレニアム目標(MDGs)があるようで、MDGsにどのようにリンクするのかということを強く意識されているようでした。

ターゲットを適切に設定することで、UNICEFとのパートナーシップを通じてUNICEFが扱う諸問題に対する認知度を高めながら、それを企業のCSRなどと絡めていくことが成功の鍵のようです。

unicef
UNICEFのプレゼン

続いてUNICEFのパートナー企業である、オランダを代表する金融機関・ING。
INGのパートナーシップのほか、INGがUNICEFとのパートナーシップによって得るものなどについてお話しされました。

INGがパートナーシップによるものとしては、従業員のコミットメントや企業としてのブランド価値が大きいようです。特に銀行というのはある程度の収入がある層にとっては重要なインフラになるため、そのような層を増やして将来的な顧客として考えられるという観点からもメリットがあるようです。

せっかく金融機関の人がそのCSR活動について説明してくれているので質問してみることにしました。

「金融機関の人は忙しい上、結構ドライな人が多いのではないかと思うのですが、そのような人たちにどのように募金をしたり活動に参加したりするモチベーションを与えているのでしょうか?」

回答としては、
「ポスターとかUNICEFの名前を使ったり、色んな広報をしてますので結構参加してくれる人はいますよ」とのこと。

誤解がなければ、その点は結構普通なんですね。欧州の人は日本人とはボランティアやCSRに対する距離感が違うでしょうから、同じようにしても欧州の人は共感の度合いが違うのかもしれません。
もちろん、日本の金融機関の人がドライな人ばかりな訳ではないし、金融機関の人がチャリティイベントに出ている姿はよく目にします。

ing
INGのプレゼン

INGの次はWavin。欧州の会社でプラスチックのパイプ製造大手です。
知名度はないけど、B to Bなだけで結構大手なんだからね!と話していました(笑)
以前に参加した同様のイベントでも、有名企業の中で一社だけ知名度のない会社の人が「うちは知名度がなくて…」「うちは小さい企業なんですが…」という言葉を連呼していて、会社を代表するというのは大変なんだと思いました。
もちろんその方の話は非常に面白くて、質問もたくさん出ていましたので、企業の知名度や大小とその話に対する関心の度合いは比例しないようです。

Wavinはパイプ製造の会社ということで、募金のほか、きれいな水の供給を通して貢献することを目指しているとのことでした。

wavin
Wavinのプレゼン

それぞれのプレゼンを聞きながら感じたのは、やはり企業の社会貢献、CSRは本業を通じてなされるべきものだということ。
本業を通じてこそその企業の強みや創造性が活かされて効果が出るし、また企業側も貢献しやすいし、モチベーションも上がるように思えます。

同時に、社内の人たちをどのように巻き込むのかというのも重要なポイント。この点はUNICEFも指摘していましたが、会社がどのように促そうとも社員の方が共感してくれなければ長続きはしないでしょうから、この点もCSR・サステナビリティ担当者の腕の見せ所と言えそうです。

イベントの後にINGの方とお話しして、金融機関のサステナビリティやリスク管理について伺うことができました。
INGのCSRの考え方やサステナビリティリスクの考え方などについて教えていただくことができました。サステナビリティのような定性的な要素についても評価の手順がしっかり決まっているようでした。

今後どのような会社もビジネスを展開する上でサステナビリティとそれに関連するリスク管理については避けられないテーマとなるように思いますので、そのような分野(CSR、サステナビリティリスクなど)で自分のキャリアを築いていけたら自分も社会に結構貢献できるのかもしれない、と考えています。

また今回学んだ企業と非営利組織の協働については、日
本でもNPOなどが活躍しつつある中で大きな可能性があると思いますので、復習しながら色んなアイデアを考えるきっかけにしたいと思います。こちらも今後何らかの方法で関わっていきたいです。

このように考えるヒントをもらったという点でも、今回のイベントは非常に有意義な時間になりました。

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りそなHD細谷会長を悼む

11月に入って楽になるはずだった選択科目ですが、想像以上にグループワークが多く大変です。
現在の授業はPrivate Equity (PE)とThe Entrepreneurial Process (TEP)です。

今朝もPEのチームミーティングをしていたのですが、そのときに偶然目に入ったニュースに目が止まりました。

「りそなホールディングス細谷英二会長死去」の訃報。
まだご活躍されている最中だと思っていましたので驚きました。

細谷会長がJR東日本の副社長からりそな銀行会長に就任されたのは2003年。私が社会人になったのは少し後ですが、その頃には色々な改革を始められていて、社会人になりたての私は一つ一つの動向にすごい!と思っていました。
よく知られたものとしては店舗の営業時間を延ばしたとか待ち時間ゼロへの取り組みなどがありますが、銀行というお堅い組織をよく短期間で変えて、それを顧客に還元できたものだと驚きました(もっともりそな銀行の店舗はあまり使っていないので実感はないですが、一度使った時は確かにあまり待たなかった印象はあります)。

また、彼の特徴的な点としては銀行はおろか、金融機関出身者ではなかったということ。
銀行といえば各業務が専門的で、他業界から入ってきて経営するのは難しいと思っていましたが、彼はそれを強みとして見事に顧客のためのサービスを導入して銀行を変えていきました。
細谷会長はJR東日本時代は鉄道運行というハード部門だけでなく店舗・サービス運営等のソフト部門でもご活躍されていたそうで、その経験が活きたのかもしれません。

加えて、すでにJR東日本の副社長というポストに就き、その後の待遇も保証されていた身でありながら、あえて経営の危機にある専門外である銀行に転身したそのリスクテイクについても感銘を受けます。

このような点は、全く次元は違うとはいえ、同じように会社を飛び出して、さらにキャリアチェンジを図ろうとしている人間として非常に励みになります。

そして私もいつかはソーシャルファイナンスという形で銀行業界に関わっていきたいと思っていますので、とりわけ勇気づけられる存在です。

このような点は訃報を受けて振り返ってみて気づいた点ですが、改めて惜しい人を失ったという感じがします。

帰国したら時折りそな銀行の店舗に寄ってみて、氏のことを思い出しながら自分の志を新たにするのもいいかもしれないと思っています。

Rest in peace.

※ちなみにりそなHDは国有化後まだ上場されていないと思いますが、こういう会社もPrivate Equityのカテゴリーに入るのでしょうか。
→りそなHDは上場しているというご指摘を頂きました。ありがとうございます(お恥ずかしい…)。

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