コンプライアンス不況

法令等を厳しくしすぎて、経済に悪影響を与える、という状況をコンプライアンス不況ということがあります。

最近よく言われているのが、金融商品取引法。

顧客に誤解させてはいけないという法令の趣旨を強く意識するあまり、高齢者には金融商品を販売しないとか、説明に過大な時間を費やすなどの結果、金融商品の販売が落ち込む、という事態が生じました。

金融庁の度重なる説明や金融機関の試行錯誤の結果、それほどではなくなってきたようですが。

ということを考えながら、ふと思ったのが、プロ野球の二段モーションの禁止。

この結果、独特なフォームから多彩な投球を繰り広げる投手、例えば横浜の三浦投手横浜、楽天の岩隈投手岩隈などはフォームの変更に取り組み、一時期は成績が落ち込んでしまいました。

もちろん、必要な制度変更はすべきですが、こんなエース級の投手の独特のフォームが見られなくなるというのは、一種のコンプライアンス不況みたいなものでは?などと思ったりしました。

そんな岩隈投手も、今年はエースとして大活躍。20勝も目前ですね。

あとは楽天なんとかAクラス入り頑張って!!

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受験票

DCプランナーと証券アナリスト試験の受験票が届きました。

DCプランナーは池袋、証券アナリストは渋谷でした。

どうして山手線の西側にしか会場がないんだ・・・!

お茶の水とか秋葉原とか、錦糸町とか北千住とか。

ダメですか?

愚痴を言っても仕方ないので、試験に向けてラストスパートです。

てか、DCプランナーテキスト読んだきり・・・。

まずい。

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蟹工船

最近話題の小林多喜二・蟹工船。

読んでみたいとは思っていましたが、難しそうで手を出せませんでした。

が、たまたま書店で読みやすそうな本を見つけて立ち読みしてみました。

内容をご存じの人も多いと思いますが、簡単に説明すると、

生活に困った人が、ロシア近辺でカニをとり、缶詰を作る漁船に出稼ぎで乗り込んだはいいけど、会社と現場監督が酷い人間で、自らの業績・成績のために労働者に過酷な労働を強い、食事や休息をほとんど与えず、逃亡も許さず、最後は主人公が団体でストを試みるも失敗してしまう。

・・・が、最後はそれを見て立ち上がった人が船内の労働者すべてをまきこんでストを行い、成功させる、というストーリーです。

もちろん、船内に労働組合などありません。

近年、格差社会がクローズアップされていることに伴い、共産党(ブームで入党者1万人とか?)やプロレタリア文学が注目を浴びているという話を聞きますが、この作品は確かに読む価値があると思います。

無論、作品の時代と現在では、社会の環境などが全然異なるので、この作品で格差社会を考えるきっかけにとまではいいませんが、人間とは何のために生きているのか、人間の尊厳とは何か、ということを考える機会にはなると思います。

自分が蟹工船の労働者だったら、何か守るべきものがないと耐えられないと思います。

そういう意味で、労働者が出稼ぎ中心だったのは当然でしょう。

なお、この作品は労働者と資本家の利害対立というのが一つの軸として描かれているように思いますが、グローバル化で資本の移動も自由になった一方、投資の役割がこれまで以上に重要になっている今、この課題にどのような答えを出すかというのも問われているように思います。

投資に見合う配当を要求する投資家にハゲタカといっても始まらないですし。

機関投資家である我々にとっても他人事ではないですね。

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つれづれ証アナ勉強9/8

証券アナリスト試験があと1か月弱に迫ってきて、本腰を入れて勉強しなければいけなくなってきました。

そのため、最後の関門・財務分析をせっせと解いています。

外貨建取引やデリバティブ関係の会計処理は覚えるのが特に苦手です。

グローバル化や金融の複雑化に、会計処理もよく付いていけるものだと思います。

で、昨日覚えたこと。

自己創設ののれんは資産計上しない

すなわち、買収した時には、被買収企業の超過収益力(のれん)を数値として認識できるが、自社の超過収益力の源泉(ブランド価値等)は数値化できないということのようです。

実際、CSR会計などの取り組みでも、実際に貨幣価値として数値化できるのはほんの一部だけであるのが現状なので、そういうものなのでしょう。

あと、ファイナンス・リースの条件は、

・途中解約が不可(ノン・キャンセラブル

・コストを借り手が実質的に負担(フル・ペイアウト

 →経済耐用年数の75%以上の契約期間

 →リース物件取得価格の90%以上のリース料

ということ。

このようなファイナンス・リースは会計上売買処理(実際に所有権が移転するファイナンス・リース取引もある)を行います。

リースといっても、いろいろあるんですね。

ちなみに、普通の(イメージの)一定期間リースして返却する契約はオペレーティング・リースというそうです。

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北の湖理事長・山崎社長

今日は、責任とは何か、ということを感じさせる二つのニュースがありました。

ひとつは、日本相撲協会・北の湖理事長の辞任。

ひとつは、JR西日本・山崎社長の書類送検。

北の湖理事長は、若手力士、特に自分の弟子の大麻吸引疑惑の責任をとっての辞任。

山崎社長は、福知山線の事故以前の鉄道運行責任者(常務取締役鉄道本部長)であり、書類送検(警察から検察に送致、つまり刑事責任を問われている)されながら、「引き続き社長の任を務めたい」。

北の湖理事長は、責任をとった形とはいえ、若手力士の暴行死事件でも、今回の大麻事件でもほとんど協会としての対応をとらないどころか、逆に相撲界独自(あるいは理事長独自の)の論理を振りかざし積極的にかばったことで相撲界の信頼と尊敬を失墜させ、最終的には突き上げに耐えきれなかっただけという印象があります。

が、相撲界の不祥事については(大麻をまき散らしたりしていない限りは)特段誰が困るわけでもなく、相撲を見なければいいのだから、まだ問題は小さい。

一方、JR西。福知山線事故当時の垣内社長も責任感の希薄さを批判されていましたが、書類送検されながら(道義的にというだけでなく法的にも事件に対する責任が問われている)まだ社長として職務を遂行したいというらしい。

普通、自分の職掌内で100人を超える人が亡くなったら、昇格したいとは考えないと思うのですが(収益性を重視し、安全性を軽視してきた人間が今更安全性をモットーになどどいうことが許されるのか?)。

まして、消費者が選択肢を持たないインフラ。

無論、辞任だけが責任の取り方ではありません。

時として、いばらの道を進むことも必要でしょう。

が、それは程度と状況の問題で、それが許されるのは、その人が余人に代え難く、周囲にも理解されており、組織をはじめとするステイクホルダーにとって最も効用をもたらす場合にこそ認められるといえるのではないでしょうか。

繰り返しになりますが、責任の取り方は一つではないと思います。

しかし、これらの場合、責任の取り方に対する論理が独りよがりで、本当に責任を取るべき対象に理解がなされている、理解されようと思っているものとは思えないのです。

強い組織を作るための原則として、信賞必罰ということがよく言われます。

このケースもそうですが、信賞必罰と内外の信頼って難しい、しかししっかりやらなければ組織が腐る、と改めて思いました。

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相対性理論をかじってみた

金曜日、上司から相対性理論の話を聞いて、せっかくなので、ちょっとかじってみようと思い、相対性理論の入門書を買って読んでみました。

相対性理論の「相対」というのは、世界には何事に対しても基準となる「絶対」的なもの(エーテル)があるのにたいし、実際にはそういうものはない、ということを意味しているようです。

ちなみに、世界には常に絶対的なものだと主張したのがニュートンということです。

自分が生活している感覚だと、ニュートンの考え方のほうがしっくりくるのですが、物理学とは難しいものです。

日常生活にはあまり関係のない知識ですが、そういう知識を身につけていると、何かの時の話のタネになりそうで楽しいです(見栄もはれるし?)。

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