企業の社会的責任について考える

ビジネス科目の授業も2週目に入って1学期の科目がすべて始まり、ビジネスについてたような視点から考える機会に触れています。
と同時に、どのビジネススクールでもあることですが、課題や事前の予習の量が結構多く、かなり忙しくなってきました。
特に課題については割り当てられたチームで行うものが多いので、チームのミーティングの準備も欠かせません。ちなみに現在のところ、チームのミーティングは授業終了後に週3回となっています。

1学期の科目は基礎的な内容ですが、これまでの社会人経験で触れたことがなかった内容も多く、大いに知的好奇心を刺激されています。

中でも特に刺激を受けているのが「Management Science」と「Business Society Management」です。

「Management Science」では、ケースメソッドをベースに、統計ソフトを使ってシミュレーションを行います。具体的には、いくつかの指標(KPI=Key Performance Indicator)を使って収益の方程式を作り、統計ソフトを使ってその方程式を解析し、どの指標がどの程度変動すると、どの程度の確率で収益がどの程度変動するかということを可視化します。
これまでコンピュータを使ってこのような分析をしたことがなく、また不確定な事象をモデル化するということに関心があったので、ついつい引き込まれていき、気がついたら補習にも出席していました。
内容が人気なのか、それとも難しかったのか、ほとんどの人が補習に出席していました。
この授業の内容はできるだけ習得して、将来的にも使っていきたいと考えています。

「Business Society Management」はその名の通り、ビジネスと社会のあり方についてかんがえるのですが、ただ「企業は社会的責任(CSR)を果たさなければいけない!サステナビリティについても考えることが必要!」というのではなく、そもそもCSRとは何か、あるいはステイクホルダーとは何かという根本的なところから議論を始めます。

CSRを考えるときによく議論されるのが、故ミルトン・フリードマン教授の論評です。授業の資料にも指定されていたこの論評、日本にいるときから読もうとは思っていたのですが、ついつい後回しにして読んでいなかったので、今回無事に読むことができ、またその鋭い指摘に考えさせられ、大変勉強になりました。

そのフリードマン教授の主張を簡潔にまとめると下記の通り(原文はこちら)。

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利益の最大化を求める株主から経営を任された経営者が、自分の価値観に基づいて社会的責任を果たそうとすることは、株主のお金を勝手に使っていることとなり、株主に対する背信行為である。また、そのための出費は従業員の報酬や製品・サービスの価格などにも影響し、彼らのお金を使っているともいえる。
いいことをするのは立派なことだが、それはあくまで自分のお金ですべきである。

また、企業が社会的責任を果たそうとして出費をするのは、間接的に国の課税権ならびに再分配機能を侵すことにもなる。民主的に選ばれているわけでもない一企業の経営者にその権限はない。

企業の社会的責任はただ一つ、決められたルールの中で収益を最大化することである。
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筋の通し方と視野の広さに、読んでいて思わずうなりました。
確かに、経営者は株主から利益の最大化のために経営権を委任されているはず。
また、いわゆる社会的責任のための出費は、結局は知らないうちに誰かの負担になっているという指摘も言われてみればその通りかもしれません。

政府との関係についても非常に興味深いです。
公共的なことは政府が、市場における資源の活用・競争は企業が行うという棲み分けが従来認識されてきています。ではなぜ政府が公共的なことを担当するのかというと、それは民主的な手続きでそのような信託を市民から受けているからであり、そのような信託を受けていない企業がよけいな出費をすることは課税額が少なくなるという点で課税権を侵しているし、また本来課税されるべきお金を社会的責任のために使うことは、市民からの信託もないのに政府の代わりに富の再分配を行っていることになります。

フリードマン教授と言えば新自由主義という思想で知られていますが、そのようなイデオロギー云々に関わらず正論だと感じました。

では、企業はただ収益の最大化だけを考えればよいのでしょうか?
これは古典的かつ難しい問題ですが、必ずしもそうとは言えないと思います。

フリードマン教授も指摘されているように、企業は「ルールの下」収益の最大化を図る装置です。
そして、そのルールは常に変化していると考えられます。
法律・各種規制といった明示的なルールだけでなく、倫理や文化というソフトで目に見えないものもその中に含まれると考えることができるでしょう。

すなわち、企業の社会的責任とは、企業が守るべきルールが何であるか、というテーマだと感じています。

まだ授業は始まったばかりで、多様な視点を持ったクラスメイトたちとこれからいろんな議論ができるのだと思うと楽しみです。
サステナビリティ、CSRこそ留学中に学び、考えたい一番のテーマですので、積極的に議論に参加していきたいと思います。

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日々成長

MBAのプログラムも本格的に始まり、勉強も大変になってきた今日この頃ですが、プログラムを通じて知識だけでなくソフトスキルや性格を向上させなければいけないと思っています。

勉強はその気になれば自分だけでもできるのでまだよいのですが、ソフトスキルや性格の改善というのは他人を巻き込む必要があることが多いので結構大変です。
しかし、そんなことを言って躊躇していては話にならないので、少しずつ前に進むよう心がけています。

そこで、今回は最近挑戦したことをご紹介したいと思います。

1.Charity ClubのPresidentに立候補

MBAのクラスでは、母体であるエラスムス大学とは別に様々なクラブ活動があります。
クラブ活動、とはいってもそこはMBA。基本的にはビジネスに関係するもので、例えばストラテジー・クラブ(経営戦略)やファイナンス・クラブ(金融)などがあります。
あと、大人の集まりなので、ワイン・クラブというものもあります(こちらは日本人の同級生が代表に就任予定です)。
また、RSMはサステナビリティに強いこともあり、世界規模のソーシャルビジネスのネットワークである「Net Impact」の支部(Chapter)があり、その運営に携わる人もいます(こちらも日本人同級生が代表に就任予定)。

自分もいろんなクラブ活動に関心があったので、クラブ活動に参加してみたいとは思っていたのですが、英語力の関係で、要職に就くと人に迷惑をかけるかもしれないと考えて立候補したりすることはしていませんでした。

しかし、事情があって、またサポートしてくれる人もいるので、せっかくのチャンスだということで、かねてより関心のあったCharity ClubおよびRSM Charity FoundationのPresidentに立候補することにしました。ちなみにCharity ClubはCharity Foundationのために寄付を集め、Charity Foundationはそのお金を慈善団体等に寄付するという仕組みです。

と、立候補したのはいいのですが、直後に他に関心のある人がいたことがわかり、ミーテイングを持ちました。
いろんなブレーンストーミングをすることができて楽しかったです。

話し合いの結果、(正式な決定ではありませんが)優秀な同級生にPresidentをお願いし、自分はVice-President(副代表)として参加することにしました。優秀な人たちや外部の人たちからどのような刺激を受けるのか、今から楽しみです。

2.授業中に発言
海外の大学と言えばよく見られるのが、授業中に積極的に挙手して発表する様子。
さながら日本の小学校のような感じです。
日本人は、そもそもそういう環境で育っていないうえ、英語力の関係もあってなかなか発言できないということをよく聞きます。
いうまでもなく、自分もそのような感じでした。
もちろん、せっかくこういう環境にいるのだから積極的にアピールしなくてはと思いながら、質問の意図を勘違いして的外れな回答をしてしまったらどうしよう、などという不安があり、なかなか踏ん切りがつかないでいました。

そんなことを考えていたときに、たまたま登校中に一緒になったスペイン人のクラスメイトと最近の課題や英語力について話していたところ、「自分も英語力には自信がないけれど、できるだけ人と話すようにしているし、またなんとか発言するようにしている」という話を聞きました。
彼は自分より英語ができるのですが、そんな彼でも自分と同じような悩みを持って、また挑戦しているんだと聞いて、みんな同じなんだと少し気が楽になると同時に、自分も挑戦しなくては行けないと改めて思いました。

そしてその日、今日こそは発言するぞ!と思って授業に出ていたら、ラッキーなことにとても答えやすい質問がきました。一通り発言が出た後、講師が「他には?」と聞いたところで、今だ!と挙手。無事に発言することができました。

小さい一歩ではありますが、性格の殻と英語の壁を乗り越えた、自分にとっては記念すべき瞬間でした。これからもこの調子で機会を見つけて発言できたらと思います。
そして、卒業する頃にはもっと自信を持って自分の意見を発信できるようになりたいです。

3.講師に質問
授業を聴いていると、自分の英語力ではわからないことがあったり、あるいは自分と異なる意見が出たりして疑問に思ったりすることがあります。

そういうとき、授業中に質問すればよいのですが、あまりにも自明なことであったり、なんでそんな簡単なことをいちいち確認するのか、と思われたりするのが不安で、どうしても躊躇してしまいます。

そのため、質問・確認するとすれば授業の合間、あるいは終了後になるのですが、講師に質問するにしても当然英語ですので、簡単ではありません。

しかし、やはりこれも躊躇していては学びの機会を逃すことになりますので、積極的に挑戦することにしました。講師なら英語が不得手な学生にも慣れているはずだ、と(笑)

質問したのは統計学と人的資源管理。お二人とも英語がわかりやすく、またこちらの英語も理解してくださって、無事に質問することができました。チャレンジはするものですね。

人的資源管理の講師とは話が盛り上がって、楽しく話すことができました。Oxfordのビジネススクールからいらっしゃっている方なのですが、非常に気さくで話しやすかったです。

せっかくお金も時間も投資しているのだから、積極的にお話を聞いて実りある時間にしたいものです。

4.とにかく人に話しかける
よく人に英語力の不安を漏らすのですが、そのときに必ず言われるのが「君の英語はそんなに悪くない」「とにかく話すことが大事」ということです。

聴くのも話すのも不得手なため、よく聞き返しますし(最悪の場合何度聴いてもわからない)、話す内容もどうしても限られてきます。難しい内容になると話すスピードが遅くなる上、文法もデタラメです。
これは自分でもわかっているので、「英語ができる人はもっとスムーズにコミュニケーションできる人と話したいだろうな」などと遠慮してしまい、つい欧米人に話しかけるのを躊躇してしまいます。

結果、比較的同じ悩みを抱えていそうなアジアの人たち(それでも自分よりうまいですが)と話しがちです。実際、話題や感覚は合いますし、同じような悩みを抱えていますので、一緒にいて楽しいです。

しかし、それではいつまでたっても自分の英語力は向上しないし、貴重なネットワーキングの機会を失うことにもなります。
自分がオランダに来た目的はソーシャルファイナンス関係のネットワークを広げること。
そのためには当然欧米人とも話せるだけの英語力と自信が必要です。

そのため、居心地の良い場所はしっかり確保しつつ、できるだけ多くの人と接しようと努めています。
ランチの時間には積極的に輪の中に入れてもらったり、あるいは声をかけて一緒にご飯を食べたり。とにかく一人になるのを避けています。多分、一度一人になったらもう孤独ライフです。

今後チャレンジすべきこと
このように、少しずつ前進しているのですが、まだまだ十分ではありません。もっと挑戦していかなければいけないことがあります。

休み時間にはチームメイトと話すことが多いのですが、できればこの時間にももう少しいろんな人と話したいと思います。相手が迷惑に思わない範囲で(笑)

また、クラスメイトとの飲み会やイベントにも今のところあまり顔を出していないのですが、できるだけ顔を出すようにしたいと思っています。

さらにチームのミーティング。議論が早すぎてついていくのが精一杯で、意見を求められなければなかなか発言できないのですが、なんとか食い込んでいけるようにしたいと思います。
チームメイトも自分が理解できているかどうか心配でしょうし。

チャレンジ精神を失わず、地道に前に進んでいきたいと思います。

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学校のミーティングルーム。いつも活発な議論が飛び交います。自分以外(汗)

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授業開始!

オリエンテーションも終わり、ついにプログラム本番。

PLD(Personal Leadership Development)という、リーダーシップやネットワークについて学ぶコースが1週間あり、その後本格的なビジネス関連の講義に入りました。

PLDで学んだのは、多様なコミュニケーションのコンセプト、ネットワークについての考え方、自己分析など。自己分析については、専門的なツールを使って、多くの質問の回答結果から自分の傾向について割り出してもらえます。

ちなみに自分の性格はこちら(回答者全体の中で、下からどの程度の位置かを示しています。数字が大きいほど、該当する特徴を持っていることになります)。
(1)考え方
・Analytical:37%
・Structual:29%
・Social:57%
・Cenceptual:65%

あまり頭は使わず、感性勝負という感じですね。
言われてみると結構当たっている気がします。

(2)行動
・Expressiveness:29%
・Assertiveness:10%
・Flexibility:16%

全体的に行動力に力強さ・しなやかさが見られません。大人しいタイプです。
これも当たっています。遠慮しがちで、自己主張を強い自信を持って行うことも少なく、柔軟に考えようと思っていても、つい思い込みにとらわれてしまう。
この数字が大きければ大きいほど良いか、というと必ずしもそうではないかもしれませんが、もう少しそれぞれ高い数値が出るような人間になった方がビジネスリーダーによりふさわしいような気がします。

(3)自分の中での傾向
Conceptual:35%
Social:30%

Structual:15%
Analytical:20%

上の二つが右脳、下の二つが左脳の働きということで、自分は右脳人間のようです。
自分では左脳人間だと思っていたのですが、意外な結果になりました。

また、PLDでは二つの課題がありました。
一つは自分の人生の中で、コミュニケーションに失敗してコンフリクトを生んだ事例をレポートとして提出し、チームでコミュニケーションのコンセプトに照らして分析するというもの。
あるチームメイトの事例を分析したのですが、一読するとよくあるケースだな、という印象だったのですが、詳細に分析してみると多様な要素が含まれていることがわかり、大変勉強になりました。

もう一つは、チームのルール(Team Charter)を作り上げるというもの。
チームの目的に始まり、チームメンバーの特徴、各人の役割、その他ルールについて詳細にまとめていきました。チームを作り上げるプロセスについて考えることができました。チームを立ち上げるという状況に関与したのは初めてでしたので非常に新鮮な経験です。

この二つはチームのミーティングを重ねて作り上げたのですが、6人のメンバーのうち、自分以外は英語ができますので結構速いスピードで議論していきます。
自分だけ英語ができないのでなかなか議論についていけないのですが、それを理解しているチームメイトたちはときどき「ちゃんと理解できている?」と声をかけてくれます。
これは気遣いであると同時に、きちんと議論に参加することを求めている証でもあり、なかなか気が抜けません。
また、わからないときは質問していいから、とも言われており、最近では分からないときは「この点についてはどういうことか」「この点についてはこういう理解でよいか」ということをできるだけ確認するようにしています
話の腰を折ってばかりで申し訳ないな、と思いつつも、自分だけ理解していないとその分足を引っ張りかねないし、チームに貢献できないことにもなるので、ここは厚意に甘えておこうと思います。

チームにはまだあまり貢献できていませんが、チームメイトとは仲良くやっています。
先日、ミーティングの後にドイツ人・シンガポール人のチームメイトと近くのバーに行きました。
せっかくの機会ということで、各国の見どころや歴史観、社会保障の話についていろいろ話しました。

歴史観というとつい深刻な話になりがちですが、いつの時代になっても反省すべきは反省し、困難はあっても各国と良好な関係を築いていかなければいけない、という話になりました。
社会保障についてはドイツも日本と同じような懸念があるらしく、一部個人積立に移行しているという話でした。この点シンガポールは進んでおり、シンガポールからのチームメイトがいろいろ教えてくれました。
渡航前に恩師からシンガポールの社会保障制度について非常に参考になると聞いて関心を持っていたのですが、このように身近なところからそういう情報を聞くことができて非常にありがたいです。

beer
ORVAL(オルヴァル)」というベルギービール。麦の香りが香ばしいです。隣には珍客。

PLDが終わると、ついにビジネス関連の授業。

1学期の授業の項目は、次の通りです。
Quantitative Platform for Business
いわゆる統計です。統計は証券アナリスト資格の勉強などで触れたことがあるのですが、しばらく時間が経っていることや英語で学習することもあって結構苦戦しています。
ただ、これまでの統計の勉強は理論を学ぶことが中心だったのですが、この授業ではエクセルを使っていろんな分析をすることを求めており、より実践的で面白いです。

Human Resource Management 」
人の能力をどのように活かすか、といういわゆる人的資源の活用について。
ケーススタディを通じて、成功要因・失敗要因について考えます。
講師の英語がわかりやすくてありがたいです。
面白いので、授業が終わった後に質問にいったりしています。

Management Science
経営と科学。制度構築や意思決定にどのように科学的思考を取り込むか、という内容です。
面白いのですが、統計学の匂いがプンプン。油断できません。

授業中にあった興味深い出来事を一つ。
リスクについて考える場面で、発生確率とインパクトの二つの要素で分析していたのですが、先生が「発生確
率は低いが、インパクトは甚大である事象には何があるか
」という問いに対して、即座に多くのクラスメイト達が「Tsunami」と回答していました。
偶然なのかもしれませんが、クラスメイト達は東日本大震災に関心を持ってくれているのかな、と密かに感謝しました(もちろん東南アジアなどでも甚大な津波の被害に遭っているので、東日本大震災だけが念頭にあったとは思いませんが)。

Financial Statement Analysis
財務分析。バランスシートや損益計算書、キャッシュフローの各項目の意味などについての解説。残念ながら講師の話はあまり理解していませんが、クラスに笑い声が絶えず、良い雰囲気です。クラスメイトからの評判も上々。それだけに授業についていけていないのが悔しいです。

Organizational Behavior
組織行動論?ケースを読んで、その会社の特徴や行動について考えます。
大変勉強になるのですが、個人的には論点が広がりすぎて今一つポイントがつかめなかった感があります。
単に授業についていけていないだけかもしれません。
でも、評判の良い先生で、授業自体は面白く、これからの内容を楽しみにしています。

Managerial Accounting
管理会計。まだ授業が始まっていないので何とも言えませんが、会計は苦手なので、しっかりついていきたいと思います。

Business Society Management
ビジネスと社会の関係について。こちらも授業が始まっていないので何とも言えませんが、非常に関心のある内容で今から楽しみです。また、チームの中で自分がこの科目について中心にフォローすることになっていますので、しっかり学習して自分の成長につなげるだけでなく、チームにも貢献していきたいところです。

ビジネス科目について学び始め、ついにMBAらしい忙しさと学習を体験することになりましたが、まずはおいて行かれないように、クラスメイトの助力も得ながら必死に食らいついていこうと思います。

さあ、勉強しよう・・・

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オリエンテーション終了

MBAのプログラムが始まって1週間、この間はオリエンテーションだったのですが、無事に終了しました。

オリエンテーションではプログラムの概要の説明のほか、資料の使い方・引用のルール、企業の採用担当者を招いたキャリアガイダンスや卒業生を招いた同窓会、クラブ活動などの説明がありました。
また、家族同伴のパーティや学長とのパーティ、ロッテルダム散策などのイベントもありました。

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資料閲覧方法の確認に訪れた同じキャンパスにあるエラスムス大学の図書館

また、リーダーシップとは何か?を学ぶために、みんなで音楽を奏でて、いかにチームが一つになるか?みたいなことを考えました。

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アフリカの楽器をみんなで叩きました。叩きすぎて手が痛かったです(笑)
具体的にどんなことを学んだかと問われるとうまく答えられないですが、一つの指揮のもとにみんなが動く様子を見て、目的意識と指示の仕方の共有は多くの人間をまとめて一つの方向に向かわせるために必要なんだと改めて学びました。

ロッテルダム散策では約3時間、ロッテルダムの観光名所を歩き回りました。
有名なBlaak駅の「キューブハウス」をはじめ、Rotterdam City Info、博物館、ロッテルダム港などなど。
3時間という限られた時間ではありましたが、多くの見どころを回ることができました。
この調子で行くと、他の地域にもいろんな見どころがあるのだと今から楽しみにしています。プログラムで忙しくなったら散策する余裕はないかもしれませんが・・・。

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キューブハウス。一つ一つが家で住人もいました。空きもあったので住みたい人は是非!
(見学用の空き部屋かもしれませんが・・・)

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ロッテルダム案内所のロッテルダムの模型。緑のあたりがロッテルダム中央駅。

ロッテルダムはオランダの中でもモダンな街と言われ、その由来は第二次世界大戦にさかのぼります。
オランダはドイツと交戦し、その過程でロッテルダムは大半が焼け野原になってしまったそうです。その復興の過程で、ロッテルダムは他の都市のような長い歴史を感じさせる街ではなく、モダンな街づくりを目指したということです。
ちなみにロッテルダム市はサステナビリティにも力を入れているらしく、いたるところに環境にやさしい取り組みがみられました

サステナビリティと言えば、サステナビリティ投資で有名な資産運用会社「ROBECO」はロッテルダムに本社があるということで、在学中に一度訪問してみたいと思っています。
本社といえば、世界的に有名な「ユニリーバ」の本社もロッテルダムにあります。RSMの学生にも人気の企業です。

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ロッテルダム港にある炎の印。ここで爆撃で焼けたところと残ったところが分かれる。

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市内中心部Beurs駅付近のROBECO本社。世界有数の運用会社の本社は大きい!

ロッテルダム港は欧州随一の港で、非常に大きいです。
行き来する船の大きさや数が増すに連れて、港も拡大されてきました。

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ロッテルダム港。港の方にも大きな建物がたくさんありました。

卒業後の進路にファイナンシャルアドバイザリー(FAS)を考えていた自分にとってつい目を引かれる建物もありました。
デロイトのビルです(デロイトはテナントとして入っているだけで、所有はしていないかもしれませんが)。なぜ港湾部にあるのかわかりませんが、とにかく大きいです。
ちなみに下の9フロアは駐車場とのこと。一緒に歩いてたインド人に「日本では大きいビルの中に駐車場を入れるよりは、駐車場だけの建物を作ってそこに車を止めることが多いね」、みたいなこと話しながら歩いていました。

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デロイトのビル。大きいビルで働いた経験がないので、ただただ圧倒されました(笑)
このようにロッテルダムの多くの見どころを回ってきました。また、オランダには400以上の博物館があり、一定額を払うことで1年間入場料が無料になるパスポートがあるカードもあります。
ロッテルダムにも多くの博物館がありますので、今後是非そのような博物館もいろいろまわって自分の感性を磨きたいと思います。

ちなみに、ロッテルダム散策後はパブのはしご会もあったのですが、ロッテルダム散策で疲れてしまい、自室で寝過ごしてしまいました(泣)

と、イベントを中心に書いてしまいましたが、それもそのはず、概要の説明などは英語があまり聞き取れず、理解ができなかったのです(ただ、ネイティブの人の英語は分かりませんが、同じように流暢でもノンネイティブの人の説明は結構わかりました。不思議なものですね)。

しかし、幸いにも親切なクラスメイトやチームメイトが手を差し伸べてくれていますので、何とかやっていけています。
彼らの厚意に頼りながらも、早く貢献できるようになりたいと思いながら日々過ごしています。

ちなみにチームメイトとは、1学期の間一緒に課題などに取り組むチームの仲間のことです。
自分のチームは6人で、台湾、アルメニア、南アフリカ、ドイツ、シンガポール、日本、という構成です。
ネイティブ、ノンネイティブにかかわらず自分以外はみんな英語がうまいのですが、自分にもよく話を振ってくれますし、しっかり聞いてくれています。
本当に恵まれたチームだと感謝しています。

ということで、オリエンテーションは終了。
プログラム本番が始まることになりますが、1年間後悔しないように、自分の目標に少しでも近づいていきたいと思います。

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Dear classmates

Dear classmates of RSM MBA class of 2013

How is Rotterdam?
How is your orientation days?
How is your classmates?

I feel all are comfortable so far.
All experiences are fresh for me because I had lived in only Japan, I had communicated with only Japanese, and I had been responsible for limited role.
In RSM, we can meet various students, in terms of nationality, background and character.
So, RSM life is precious for me.

Therefore, I want to communicate and exchange information and opinion of various issues with
 peers. Communicating with various people will change my future life and options very rapidly. 
And fortunately, I can communicate with some international students so far. Very excited!
In addition, my friends are so kind that I can’t appreciate them more.


A classmate introduced Dutch drugs for cold. It’s symbol of their kindness.

But, I am not satisfied with the current situation.
Because, my human relationship is narrow, and I need to make it larger and larger.
I have two hurdles. One is my character. I am shy. Second is language. My English command is so poor that I sometimes hesitate to speak to others.
I almost overcome the first hurdle. I changed my character and say “Hi” to many 
students everyday.

However, the second problem is very serious. Because of my poor English skill, especially listening and speaking skill, I can’t understand easily what peers say, therefore I hesitate to talk with others, especially native speakers.
Of course, native peers are so kind that they consider me so much and I thank for the kindness. 
But I worry that my poor English communication skill prevent their smooth talking and annoy them.
This is only excuse. As many peers said me, I must only practice, and I will do.
So, I ask you to take little your time for me when I speak to you. I’ll try and improve my English as soon as possible.

And I will use online tools such as Facebook and E-mail aggressively.
I never give up to communicate with you and I keep in touch at any cost.
Don’t forget this point.

By the way, I would like to introduce myself now because it has (had) been difficult to make
oral communication with peers.
I’m Y.K. from Japan (I don’t open my name on this blog).

My background is Finance, and I had worked in an investment company to run mutual
 funds in Tokyo.
But my role was not investment but legal and compliance tasks.

I am interested in social finance (combination finance and sustainability)
 and my future goal is to establish my own commercial bank in Japan like Triodos 
Bank in the Netherlands. 
The bank is small but unique. It is famous as social 
finance institution.
So, I need to change and boost my career and contact to Triodos Bank.
This is the reason why I enroll RSM.

Dear classmates, and teammates:A.G. D.H. D.H. D.M and S.R. , I rely on you and I’ll help 
you whenever I can.

I ask all of you to get along with me and make this year a precious time for us.

Thank you, all.

P.S.
On this blog, I gather donation to NPO “SODATEAGE (grow up)” Net which support employment of youngsters through challenge in RSM MBA.
Communication with peers is the most important challenge for me.
The progress is shown on the left side of the blog.
 (current donation and objective amount, unit:Japanese Yen 100yen≒1€) 
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プログラム初日

本日、ついにMBAのプログラムが開始。
早朝から同級生や学校の担当者総出のネットワーキングを兼ねた朝食、プログラム関連の説明、そして写真撮影がありました。

さて、最初は苦手ながら最近注力しているネットワーキング。
英会話はダメダメだけど、飲み会や同級生のお部屋訪問はできているし、今日も何とかなるはず!と気合を入れて行ったのですが・・・

全然ダメ!

現時点では、とりあえず目の合った人、あるいは面識がある人に「Hi」と声をかけて話しかければ何とかなるのですが、なかなか話が続かない。
1対1だとまだいいのですが、複数人の輪の中に入った時には一人だけ話についていけず、気が付いたらニコニコ笑顔を振りまいているだけで浮いてしまいます。
そして気が付いたら空気になっている・・・。

英会話やリスニングの能力もダメなのですが、最も致命的なのは、「どのような話題を持ち出せばその場を盛り上げられるか」、ということを考える能力が低いことだと思います。
適切な話題が持ち出せないために、話しかけてもイマイチ盛り上がらないし、それで話が途切れて相手が別の話の輪に入って取り残される、ということが多かったです。
別の日本人が人の輪の中心になっているのも、特にこの能力に拠っているのだと思います。

これからは社交の機会も多くなるため、是非ともこの点に気を付けてうまく雰囲気に溶け込みたいです。少なくとも、所在なさげに一人ポツンといるのは絶対に避けようと思います。

オフィスのような机・椅子の半円形の部屋。大学の講義室に似ています。

さて、朝食が終わったらいよいよプログラムの説明。ついに講義室に入ります。
スタッフの挨拶からMBAの概要などなど。

・・・早くてついていけません(泣)
幸い聴き取りやすい英語で、一つ一つの言葉はある程度認識できるのですが、言っている内容を理解しようとする間にどんどん次に・・・

幸いスクリーンに説明が映されていたので、まったく理解できないということはありませんでしたが、みんなが笑っているときにどうして笑っているのかわからないのは辛いものです。
まあ、それでも今は話を聞いているだけでいいので楽です。
これから授業が始まると大変だろうなあと戦々恐々です。
クラスメイト達に助けてもらいながら何とか乗り越えたいところです。

説明会が終わると今度はクラスメイトとの昼食。
幸い僕が孤立しないようにいろいろ気遣ってくれている南アフリカから来たクラスメイトがいるのですが、たまたま一緒になった人たちがネイティブで、話の速さについていけませんでした。
ところどころで理解できるのですが、話の腰を折るのも悪いので結局一言も話さず。

若干失意のうちに次は写真撮影。
グループのものと個人撮影のものがあり、グループのものはすぐに終わりました。

個人写真は当然一人ずつ撮影するので順番待ちの時間が結構ありました。
当然一人で待っているわけではないので、これもネットワーキングの時間となります。

ここで何とか多くの人と話したいと思い、話しかけられそうな人に声をかけてみます。
最初に話したのはモンゴル人のクラスメイト。コンピューター関係の出身だそうです。
モンゴルと言えば相撲。ということで「朝青龍や白鵬を知ってる?」ときくと、モンゴルでも有名だそうです。
また、馬には乗れるかを聞くと、みんな普通に乗っているそうです。
交通手段として利用される一方、農業には利用されないと聞きました。

次に話したのは韓国人のクラスメイト。
日本にいるときからお世話になっていたクラスメイトがいたのでまずはお礼。
さらに韓国ドラマの話をすると非常に盛り上がりました。
別の韓国人クラスメイトとも話しましたが、結構長い間楽しく話せました。

ロッテルダムに来て最初にできた友人はタイ人、その次がインドネシア人だったのですが、やはりアジアの人とは話しやすい気がします。
ネイティブの人よりは英語がわかりやすいです。

多分英語力にはインプットとアウトプットの能力が別個にあって、
ネイティブ アウトプット10 インプット10
欧州人   アウトプット9   インプット10
アジア人  アウトプット6  インプット8
自分     アウトプット5  インプット6

みたいな感じで、かろうじてアジア人のアウトプットは理解できるけど、ノンネイティブの欧州人の英語にはなかなかついていけない、という状況なのかもしれません。
実際、ネイティブ(英・米・インドなど)に話しかけられると、簡単な内容でも理解できないことがあったりして、自分のレベルの低さに涙が出そうです。

それでも、みんないい人なので「Practice! Practice!」と励ましてくれます。
本当にありがたいです。
彼らの期待に応えるためにも、少しでもレベルを上げたいです。

写真撮影が終わると、一つ上の先輩から購入したオーブンなどを保管場所に取りに行って帰宅。結構重かった・・・

まだ風邪が治らないので早めに寝ていると、呼び鈴が。
誰だろうと思ってドアを開けると、同じEI-Houseに入っているタイ人の友人が。
食器を持っているのでどうした?と聞くと、タイのカレーを作ってみたから食べない?とのこと。

実は日本ではタイ料理をはじめとする南国料理は苦手だったのですが、そんなことは忘れていて食べる食べると即答。

curry
タイ人の友人が持ってきてくれたタイのカレー

マイルドだけど、結構スパイシーが利いていて、ピリ辛でした。
彼にとって初めての料理ということでしたが、とてもおいしかったです。
今度はこちらが日本食をふるまわなければ、という使命感に燃えています(笑)
ということで、プログラム初日が終了。
決して楽観視はできないと悟りましたが、一方素晴らしいクラスメイト達がいるので、彼らの力を借りながら、時にはこちらも貢献して、お互いに素晴らしい1年間にしたいと思います。

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