東京三菱銀行の初代頭取、高垣佑氏が死去されたそうです。
氏は意外にも東京銀行出身で、そのリーダーシップを買われて東京三菱銀行の初代頭取に就任したそうです。
元々東京銀行は国際業務に強いと言われ、氏も国際畑出身だったそうですが、このグローバル金融危機を見ながらの死去は非常に残念だったことでしょう。
ご冥福をお祈りします。
東京三菱銀行の初代頭取、高垣佑氏が死去されたそうです。
氏は意外にも東京銀行出身で、そのリーダーシップを買われて東京三菱銀行の初代頭取に就任したそうです。
元々東京銀行は国際業務に強いと言われ、氏も国際畑出身だったそうですが、このグローバル金融危機を見ながらの死去は非常に残念だったことでしょう。
ご冥福をお祈りします。
今日の英語のお題は「hard/hardly」。
似たような単語ですが意味は全然違います。
hard:とても~する
hardly:ほとんど~ない
ときどきhardlyをhardのように使用してしまいそうになるのでいい勉強になりました。
そういえば、雑談中に杉原千畝の本を読んでる人がいて、思わず話してしまいそうになりました。
今日の電車でも「塩狩峠」読んでる人を見て、ちょっとうずうずしたり・・・。
知っている本を読んでる人を見かけると嬉しくなってしまいます。
今日の英語の授業のお題は「豊かさと貧しさ(wealthy/poor)」。
お金持ちの子が貧しい地域に旅行に行き、本当の豊かさとは何かに気づく話でした。
よく言われることですが、お金は幸せの要素にはなっても、幸せそのものではなく、豊かさとは人によって基準が異なると思います。
高収入でも、心身をすり減らしてばかりでは辛いし、人間関係に恵まれなければやはり辛い。
逆に、収入が少なくても、趣味に生きたり豊かな人間関係を築くことはできるはず。
ちなみに、「何かに不足してる?そこから何を学んだ?」と聞かれたので、
「英語力が不足してるので、もっと勉強しなければいけないことを学びました。もちろん、給料日前は貧乏だけど、英語力はそれ以上に足りないです(泣)」と答えました。
まだまだ足りない英語力ですが、英語でいろいろ表現するのは楽しいです。
幸い向こうもこちらの意を酌んでくれるので。
最近、将来のキャリアを考える中で、「社会起業家」やその支援に関心が出てきました。
社会起業家とは、一般の営利企業のように利益の最大化を命題とするのではなく、社会にある問題の解決による価値創造を目指す人々のことです。
もちろん、やっていく中には失敗するリスクだって当然ある。
一般のベンチャー企業よりも大きいかもしれません。
そのような失敗も含めた経験談を読んでみたいと思ったところ、ちょうど良い本が最近出版されていました。
著者曰く、「やりたいことのない人ほど、社会起業家には向いている」そうです。
自分でやりたいことのない人は、人を応援することを目指せばいいとのこと。
本書では、事業の失敗も含め、著者のいろいろな挫折が記されています。
やはり、簡単にはいきません。
また、本書では事業を継続させるためには事業計画や採算性が必要であることも強調されています。
決して遊びやボランティアではないのだと。
本書は社会的事業を行うにあたっての心構えを築くには適した本だと思います。
今後、私もいろいろな社会事業やその支援策について、妄想も含めて考えていきたいと思います。
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世の中には優れた本がたくさんあります。
その中には、本業の作家ではなく、本業を別に持った人の著作も数多くあります。
本業を別に持った方の作品は、ベースになる実務・知識・経験があるため、そのスタンスに立った独特の視点から書かれていて面白いことがよくあります。
個人的には、自分もそんな風になれたらなどと考えることがあります。
ということで、今回は本業と著述業を両立させた人物のお話です。
●カエサルと「ガリア戦記」
紀元前ローマの混乱に終止符をつけるとともに、ガリア(フランス)等に対する外征でその勢力を拡大し、帝政による集権制を目指す半ばにして暗殺された、ユリウス・カエサル。
彼はリーダーシップや戦闘指揮能力など数多くの点において歴史上屈指の英雄とされていますが、彼のすぐれた業績として文筆が挙げられます。
「賽は投げられた」のように、コピーライターとしても優れた彼ですが、彼の文筆業における最高の作品としては、ガリア外征中に書かれた「ガリア戦記」が挙げられます。
ガリア戦記の詳しい評については、例えば塩野七生氏のベストセラー「ローマ人の物語(ユリウス・カエサル ルビコン以前)」などにありますが、歴史的資料として一級品であるだけでなく、文章の技巧的要素にも優れていたそうです。
ちなみに、「ガリア戦記」はもともとローマ本国への報告資料だったそうで、簡潔なのはそれゆえなのかもしれません。
もし、会社の調査レポートなどでそれが歴史を超えた一級資料になることがあるかと考えると、その凄さがわかろうというものです(そういう意味でも「もはや戦後ではない」という白書の言葉は凄い)。
もとい、現代におけるレポートというのは書き方がある程度あると思いますので、カエサルのような文筆家がその制約のもとで才能を発揮できるのかどうかはわかりませんが。
・・・ちなみに私は「サブプライムローンと証券化」なるテーマでちょっとだけこの壁に挑んでみましたが全然ダメでした(泣)
●曹操と孫子・詩
カエサル同様、リーダーシップや戦闘能力によって中国の大部分を勢力下におさめ、大国・魏を築きあげた中国史上屈指の英雄・曹操。
彼もまた、文筆業によってその名を歴史に刻みます。
彼のその方面での業績としては、「孫子」に注釈を記したことや名高い数々の漢詩を作り上げたことなどが挙げられます(五言の形は彼が形成したとも言われます)。
ちなみに、「志は千里に在り」や「(烈士は暮年にして)壮心やまず」といったフレーズは彼の漢詩から来ています(歩出夏門行)。また、「短歌行」もよく知られています。
曹操の子の曹丕(文帝)は文章で、曹植は漢詩でその名を知られています。
また、曹操は人材の収集に熱心だったことでも知られていますが、ライバル・袁紹との戦いの際に、その部下の陳琳が曹操を罵倒した檄文を名文であると褒め、戦後迎え入れています。
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