卒業論文結果発表

生煮えの卒業論文

1月上旬に卒業論文を提出してから早1か月。
どういう結果になるんだろうかと少々気がかりな時間ですが、大学からは2月13日以降に通知の予定と案内がありますので、それまでは卒業論文の結果のことは頭から追いやるのが精神衛生上よさそうな感じです。

卒業論文が合格していることがベストですが、仮に不合格でも4月から放送大学大学院に入学することは決まっているので、進路自体は変わらないということで泰然自若の姿勢を保ちたいところです。
もちろん卒業論文がダメなら奈良大学の卒業は叶わないので悔しいものは悔しいので、合格を強く祈っているのですが。

ただ、卒業論文を読み直していてもやはり自分の立てた問いに対して十分な議論ができているとは思えず、生煮え感はぬぐえません。
博士論文(経営法)の時は自分の業務経験をベースに書いているため自分の議論したいことをある程度論述できた気がしますが、歴史学の場合取得できる史料もそれを解釈する技術も十分でないため、どうしても上っ面の論述にならざるを得なかったと思います。用いた資料もほとんどが書籍・論文で史料はほとんどありません。社会科学畑のやり方が染みついているというのもありますが、歴史学を学ぶ者としての実力不足を痛感しているところです。

そのような弱点を認識はしつつも、その点は大学院で勉強するのでまずは卒業させてほしいというのが大学生としての率直な気持ちです(笑)

 

卒業論文の審査結果

ともあれもうしばらくは気を揉みながら待つしかないかと思っていたところ、メールで運送会社から宅配物があるとの連絡があり送付元を見てみると奈良大学となっていて「ん?」となりました。
卒論の結果通知はまだだけど、今更大学が宅配便で送ってくるような書類があるのだろうか?と考えることしばし。

何であっても受け取りは必要なので受け取ってみると、分厚い封筒が。
これは、よもやよもや?

封筒を開けてみると、水色の紙ファイルが。
これは卒論を綴じたファイルで、つまり卒論の現物の返却です。

そして同封されている一枚の紙、「卒業論文審査結果通知書」。
予定より少々早いですが、ついに結果発表です。

そして運命の結果は・・・。

75点!!
60点以上が合格ですので、何とか単位を取得することができました。
ただ、大学での学びの集大成である卒業論文が優判定でないということは、大学での学習が十分できているとはいえないといわれている気もします。その通りですけど。

ただ、現時点で一番大事なことはとにかく卒業すること。その点については卒業論文が合格し、卒業論文8単位とその他科目で合計124単位となり、卒業に必要な単位数(124単位)を満たしたことでクリアすることができました。単位数の計算間違えがあったら卒業ができませんが、何度も確認したので大丈夫でしょう。

そして、卒業論文の作成過程で感じた歴史を歴史学的に論じるために自分に足りない能力については改めて確認の上、大学院で少しでもそのギャップを埋めていきたいと思います。さすがにそれができないと修士には届かないでしょうし、その先の話になるとなおさらですので、大学院では歴史学的方法論を学ぶことから逃げないようにしたいところです。

卒業式は3月20日に奈良大学で挙行予定とのこと。
スクーリングも在宅で終わってしまいキャンパスには行かないままだったので、最後くらいはキャンパスで学友とともに大学生らしく過ごせるのを楽しみにしています。

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