浪人生活…

早いもので新年度が始まって半月が経ちました。
3月中には就職を決めて無職という状態は避けたかったのですが、結局まだ良いご縁がなく就職活動が続いています。
興味のあるポジションは色々あるのですが、そういうポジションは競争が激しく魅力を感じてもらうのは容易ではありません。

そうこうしているうちに正式に無職という立場になり、また留学仲間達も次々と新しい道へと進んでいく中で自分だけが取り残されている状況になってしまい、さすがに焦燥感を感じるようになってきました。

しかしながら、その中で得るものもたくさんありました。

苦しい時にこそ見えてくるのが人の親切さ
苦しい心中を慮って励ましの言葉をかけてくれたり、専門的なアドバイスを頂いたり。
残念ながら未だにその親切さに答えられていないのが心苦しいところですが、早く良いご報告をすると共に、いつか恩返しさせていただきたいと切に思います。

また色んな企業、職種・業種のポジションを検討することで新しく考えたこと、見えてきたことも多くあり、自分の視野や考え方が広がった気がします。
それに伴って希望するポジションやキャリア展望も変化があったりして、柔軟に考えることの重要性を痛感しました。
あるものを手に入れる方法は1つとは限らず、色んなやり方があるんだということに気づくと、自分の選択肢が広がり、人間としても一皮むけたような感じがします。

あとは人と違う状況に置かれてもある程度平然としていられる落ち着きも収穫です。
これまで受験のために浪人したこともなければブランクもなく、とりあえず普通のレールを歩いてきましたが、留学・浪人(無職生活)というレールを外れ、かつ先も見えないという、一般的(というと語弊があるかもしれませんが)な状況からかけ離れた状態になり、周囲からは心配されています。
確かに人と(悪い意味で)違う状況というのは不安です。回りの目も気になります。
しかし、人と違う状況にいるから見えてくるものもありますし、そういう状況になるリスクをとってこそ得られるチャンスもあると思います。
そう考えると、大事なのは人と違う状況になることを恐れたり、そうなったときに不安になることではなく、むしろそういう状況を乗り越えること、そしてそのためにある程度平然としていることなのではないかと思ったりもします。自己弁護が入ってますが(笑)

・・・と気丈に書いてみたものの、やはり早く次の進路を決めたいものです。

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