とある日本人MBAの就職活動(1)

MBAの最大の目的は何といってもキャリアアップないしキャリアチェンジ。
ということで特に私費でMBAに来ている学生にとっての最重要事項は就職活動だと思われます。

そのため、MBAでは入学当初から就職活動に関連したセミナーなどが開催されます。
もちろんRSMもその例外ではなく、入学早々、インタビューの受け方やCV(職務経歴書)の書き方などのセミナーが開かれ、また毎週金曜日にはキャリア関係の色々な講義がありました。

またMBAの就職先と目される企業を学校に招いてキャリアセミナーやワークショップを開くことも一般的です。

インターンシップについては米国など期間の長いプログラムではまずインターンシップを行い、その後フルタイムの職に応募するということが一般的だと思われますが、RSMのように短いプログラムではインターンシップをしないままフルタイムの職を探すことになります。なお、RSMでは12月の授業終了後にインターンシップを行うことも可能です。

このような前提で、欧州1年制MBAの人間がどのような就職活動をするのか、自分を例にご紹介したいと思います。私の例は比較的欧州MBAの典型に近いのではないかと考えていますので、欧州MBAの就職活動をイメージする参考になると思います(ただし1月入学というのは特殊ですのでご注意ください)。

入学前:
いくつかの人材紹介会社と面談・ウェブ登録し、留学前後にしておくべきことや労働市場に関する情報収集などを行う。主なところとしてはAXIOMJACなど。

1月~4月:
学校のキャリアセンターの講義に出席。LinkedInの使い方やCVの書き方、その他インタビューの受け方や就職関連ウェブサイト(MBA-Exchange.comなど)の登録などについて説明を受ける。
また、欧州での就職も模索していたので、欧州での日本関係の案件に強いエージェント(ビジネスパラダイムJAC UKなど)にも登録。

5月~7月:
試しにいくつかの求人案件に応募。就労開始3か月前程度からの応募を認めていることが多いようで、ほとんど時期尚早と断られる。
ボストンキャリアフォーラムについてはこの時期に日程が発表されるので、すぐに航空券とホテルを確保。すぐにいいところはなくなるようなので速やかに。
また、キャリアの考え方や就職活動の進め方については適宜卒業生など豊富な経験を持つ方と相談し、戦略を練っていく。

8月~9月:
ボスキャリの希望企業への応募。英文での応募の場合、学校のキャリアセンターに添削してもらった上で応募する。少しでも関心がある企業にはほぼ応募したので応募企業数は約30社に。
必要に応じ、志望企業での勤務経験がある知人に連絡を取って業務や組織の実情などの情報収集を行う。
その他、学内外で色んな人と話す機会を持ち、自分の見識を広げると同時に面接のネタを作る。

10月:
10月に入るとボスキャリ本番での面接ないし事前電話インタビューのアポが入り始める。事前インタビューについては日本語の場合も英語の場合もある。外資系でも日本語であることも多い。
それに先立って知人や学校のキャリアセンターと面接の練習。
私の場合、日本語の面談については卒業生と、英語の面接は学校のキャリアセンターの職員と実施。

ボスキャリは金・土・日の3日間だが、場合によっては木曜日に面接がある場合も。その場合はもちろんだが、そうでなくても少し早めに入った方が本番に疲労を持ち越さないのでオススメ。
ボスキャリでは事前の予約があった面接のみならず、適宜企業のブースに立ち寄って、履歴書ないしCVを提出して説明を受けたり面接を受けたりすることもできる(walk-in)。walk-in大歓迎、という会社がほとんどだったので、事前に予約がなくても躊躇する必要は全くなく、関心がある会社があれば積極的に話を聞くべき。

・・・と、ボスキャリが終了した時点ではこのような感じです。
私の、そして多くのMBA学生のメインの就職活動の舞台はボスキャリになると思いますので、私の(悲惨な)ボスキャリの経験についてもシェアさせていただこうと思います。

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