コンプライアンス不況

法令等を厳しくしすぎて、経済に悪影響を与える、という状況をコンプライアンス不況ということがあります。

最近よく言われているのが、金融商品取引法。

顧客に誤解させてはいけないという法令の趣旨を強く意識するあまり、高齢者には金融商品を販売しないとか、説明に過大な時間を費やすなどの結果、金融商品の販売が落ち込む、という事態が生じました。

金融庁の度重なる説明や金融機関の試行錯誤の結果、それほどではなくなってきたようですが。

ということを考えながら、ふと思ったのが、プロ野球の二段モーションの禁止。

この結果、独特なフォームから多彩な投球を繰り広げる投手、例えば横浜の三浦投手横浜、楽天の岩隈投手岩隈などはフォームの変更に取り組み、一時期は成績が落ち込んでしまいました。

もちろん、必要な制度変更はすべきですが、こんなエース級の投手の独特のフォームが見られなくなるというのは、一種のコンプライアンス不況みたいなものでは?などと思ったりしました。

そんな岩隈投手も、今年はエースとして大活躍。20勝も目前ですね。

あとは楽天なんとかAクラス入り頑張って!!

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