もうひとつの北京

北京オリンピックは閉幕しましたが、今開催されている北京パラリンピックも見所が多いようです。

パラリンピックとは、障がいを持つ人のための国際大会ですが、ある意味、こちらのほうがオリンピックより人間の限界に挑戦している、ということができるかもしれません。

目が見えないなかでの陸上競技(これはすごく勇気が要ることです)、車椅子を使ってのテニスやマラソン、などなど、本当にこんなことができるのか!というような競技ばかりです。

自分より大きなハンデを持った人たちが、自らの壁を必死に乗り越え、素晴らしい活躍をしているのを見ると、自分の多少のハードルなんて大したことがないように思えます。

現在、障がい者の雇用は国が定めた目標には届いていないようですが、パラリンピックに見られるようなハンディキャップのある人たちが潜在的に持つ能力や希望に目を向け、できる限り雇用につなげてほしいものです。

これはCSR(企業の社会的責任)としてのみだけでなく、労働者の確保が難しくなっている環境下において企業の人事・雇用戦略として非常に重要なことではないでしょうか。

ハンディキャップを持った人がいても、同僚が助け合って、相乗効果をもたらすこともありますし。

「優しい世界」は「強い世界」への第一歩。

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