毛受勝照

昨今戦国武将の地位が向上しているからか、マイナー武将にもときどき注目が集まるようになってきました。
今日も毛受勝照の話題があったり。
勝照(勝助)は柴田勝家の家臣で、賤ヶ岳の戦いで、勝家が戦場離脱する時間を稼ぐために奮戦し、討死したことで知られている武将です。
また、「のぼうの城」で忍城の成田氏(成田長親)が注目されたり(祝・映画化)。
マイナーな武将にも面白いエピソードがある場合が多いので、これからもマイナーな歴史人物に注目が集まることを期待したいですね。

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読んだ本の内容の整理

最近、いろいろな本を読んでいますが、ただ読むだけだとすぐに内容を忘れてしまい、せっかく読んだのに・・・、ということにもなりかねないと思うようになりました。

もちろん、当ブログに書いている読書のカテゴリーは備忘録としての意味合いもあるのですが。

でも、一度効率的な本の読み方を身に着けてみたいと思い、読書ノートのつけ方について説明された本を読んでみました。

本のタイトル通りですが、本の内容や感想などは1冊に(一か所に)まとめること。

索引性は大事、時系列に記載。このあたりは普通にノートをつけるとそうなると思います。

読んだ日時は数字で書いておくとよいそうです。

感想もいいけど、抜き書きしておくと記憶が定着するし、後で本の内容を思い出しやすいのでオススメ。

大事なのは自分の考えが変わった個所。「ふーん」より「おおっ!」が大事。

言われてみると当然なのですが、なるほどと思います。

読書ノートに記載した本のタイトルをエクセルにまとめておくと冊数が増えてきたときに便利とのこと。

何百、何千となるとエクセルは活躍しそうです。

あと、継続することが大事なのですが、簡単に、適時にということを重視すべきとのことでした。

無理なく、手軽に、ということです。

ということで、さっそくこの本から読書ノートをつけてみました。

今使っているノートがさらに活躍してくれることを自分のことながら願っています。

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diversity

本日、管首相と経済3団体の首脳が会談したということです。

為替の動向などが話題になったようですが、その様子を見た妻は一言。

男ばっかり。

確かに男性ばかりでした。

今日、ハーバードビジネススクール(HBS)を取材したPodcastを見ていたら、多くの女性の学生がインタビューに出ていました。

言うまでもなく、HBSは世界最高峰のビジネススクールで、卒業生は企業の幹部候補、あるいはベンチャービジネスの旗手となることが期待されるわけですが、そういうところに女性が多くいるというのは、さすがにDiversity(多様性)を重視するビジネススクールだけあると思いました。

また、別のMBAの取材でも、多くの女性がビジネススクールの責任者として登場していました。

アメリカの懐の深さ、底力を見せつけられたような気がします。

大統領候補にも女性がいましたしね。

もちろん、日本にも優れた女性はたくさんいらっしゃいます。

川口元外相しかり、片山さつきさんしかり、小林いずみさんしかり。

でも、上場企業の役員に女性が就任するとニュースになったりするくらいですから、この点もっと改善して、女性の活用を進めたほうがよいのではと思います。

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ルワンダ中央銀行総裁日記

開発後進国の悲劇といえば、貧困や衛生問題とともに紛争が挙がりますが、その中でもアフリカのルワンダという国は民族問題(ツチ族フツ族)に伴う紛争と大虐殺という悲劇が生じたことで知られています。

ルワンダ紛争は1990年から始まっていますが、それまでのルワンダは比較的繁栄していて、また、紛争後の目覚ましい復興は「アフリカの奇跡」とまで言われるそうです。

そんなルワンダの発展の陰には、一人の日本人の活躍があったそうです。

服部正也氏。日本銀行・IMF勤務の後、ルワンダへの技術援助の一環としてルワンダ中央銀行総裁として赴任。

在任はなんと6年間。日本銀行の総裁の任期を考えると、相当な長期間であったと思われます。

外国人なのに中央銀行の総裁を務めるとはどんな人だろうと関心を持ち、彼の著書「ルワンダ中央銀行総裁日記(増補版)」を読んでみました。

服部氏はもともと、ルワンダの通貨改革のための赴任でしたが、その枠を超えて、ルワンダ経済全体の責任者のような役回りを果たし続け、国際収支の改善のみならず産業振興にも貢献されました。

当時は中央銀行といってもスタッフは少ないうえ、能力的にもまだ未熟。建物だって小さい。

先進国から顧問の人も来ていたとはいえ、使い物にならない人材が多かったそうです。

そんな中、スタッフの育成や現地外国企業との交渉、法令諸規則の立案など細かいことも含めてかなり自分で動かれていたそうです。

そんな服部氏が強調するのは「人」の大切さ。

国家の発展を支えるのも妨げるのも人であり、だからこそ人のやる気や能力開発を重視したそうです。

また、思い込みを捨て、謙虚な目線で現地人を理解することも大事だと指摘されています。

先進国出身の人間が途上国に行くと、つい自分の方が正しいのだという考えを持ってしまいがちですが、現地には現地なりの合理的な考え方があるため、じっくりと観察したり接触して理解しなければならない。

ほとんど縁のない開発後進国に一人で乗り込み、政府関係者や企業のトップたちと交渉をし続ける精神的な強靭さにも感銘を受けます。

着任当時まだ50歳にもならない若さだったようですが、その若さで一国を背負い、真剣勝負を繰り広げたというのは本当にすごいことだと思います。

よく「若手起用」の対立項として「経験重視」ということが言われますが、経験とは年齢ではなく、その濃さだと思いました。

なお、氏はルワンダ中央銀行総裁辞任後、日本銀行復帰を経て世界銀行に転職、副総裁まで務められたそうです。

なお、彼の著書には、その後のルワンダ紛争についての文章が掲載されていますが、さぞかし無念だったと思います。

その文章の中で、マスコミの変更についての記載がありますが、やはり自分なりに情報源を広げて、自分で考えられるようになりたい、と感じました。

といいつつ、つい新聞に頼りがちなので、言うは易く、行うは難き、そのものなのですが。

彼は日本への帰国の際に、初めてルワンダ人の真心に触れ大変感動されたそうですが、こういう仕事って、本当に冥利に尽きると感じ、自分のキャリア形成にも参考にさせていただこうと思いました。

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ノートパソコン FMV vs Dynabook

2年半ほど前に買ったノートパソコンが、排熱の調子が悪く使いにくくなってしまいました。

買った当初からトラブル続きのパソコンでしたが、もうそろそろ買い換えようか思うようになりました。

日本のメーカーではないのですが、評判のいい会社だったので残念です。

大きな出費ですが、IELTSやGMAT、さらにはMBA出願の書類等の作成でもサクサク使いたいですし。

証券アナリスト合格のご褒美の意味合いも含めて。

ということで、今週末にでも買おうかと思っています。

候補になっているのが、富士通のFMV(Core i5)と東芝のDynabook(Core i3)。

どちらも13.3インチ型(A4サイズ)です。

前に買った時にはCore2Duoというのがもてはやされていましたが、いまやi7まであるんですね。

とりあえずCore i3かi5で十分らしいので、できればi5、ダメならi3にしようかと思います。

Core i5の方が動画処理など、負荷がかかる処理の時に活躍するようです。

そんな高度な用途には使わないですけどね。

学生の頃はDynabookを使っていて気に入っていたので、Dynabookがいいかな、と思いつつ、FMVもいい機種だし、i5は捨てがたい。

重さはDynabookの方が少々軽いです。

FMVは排熱処理のファンの音がうるさい、という評価も聞きますが、家電量販店で見たところ、特に音は聞こえなかったので、これはもうクリアされているのだと思います。

最近はお手頃価格になっているとはいえ、やはり大きな買い物なので、よく考えて自分にフィットするものを選びたいです。

あ、これはMBAも一緒だ。

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終戦記念日に寄せて

もう1日経ちましたが、昨日は終戦記念日でした。

この時期になると特集番組なども多くなるので、自然と戦争のことについては考えさせられます。

やはり戦争の悲惨さについて映像を通してとはいえ痛感します。

しかし、残念ながら多くのメディアは日中・太平洋戦争で戦争のことを考えるのを終わらせている感があります。

先の大戦は悲惨だった、戦後は平和、ああよかった、もう戦争はしたくないね。

確かにその通り。戦争は悲惨だし、もう経験などしたくない。

しかし、忘れてはならないのは、日本の外では戦争や紛争が続いている国が多いということ。

例えば、つい最近までスリランカでは内紛がありましたし、南米・アフリカでは内戦が続いている国もあります。

先進国に目を向けても、同盟国・アメリカはテロとの戦いの最前線にいるし、イギリスも北アイルランド問題を抱えています。スペインもバスク人問題がある。

先人の犠牲の上に安住を確立した私たちは、今世界にある戦争という不幸にこの機会にもう少し目を向けてもよいのではないでしょうか。

また、日本は難民の受け入れに非常に厳しい国としても知られています。

無論、外国人の受け入れに慎重になる必要は認めるものの、戦禍の苦しみを知る者、知るべき者として、もう少し受け入れて、戦争の苦しみを共有するという取り組みをしてもいいのかもしれないと思います。

障害者やマイノリティの方の話を当事者から直接伺って(語り手が生きている本となる)、その課題についてより理解を深める、という「Living Library 」という活動がありますが、難民の方から直接こういう話を聞く機会はもっとあってもよいと思います。特に中高生のうちに聞いていたら、と自分でも思います。

もちろん、日本はODAによる国際貢献や自衛隊の海外派遣など世界の平和に向けた貢献を続けているし、NGOとして世界で活躍されている方も多くいらっしゃると思います。

できれば、来年のこの時期には、旧日本軍の軍服を着た方たちのドラマだけでなく、現在、日本人が苦しんだ戦禍から世界を救おうと活動されている方々の貢献に目を向けた報道を期待したいと思います。

生意気に書き連ねましたが、もちろん一日本人として、戦没者や戦争被害者には敬意を持って冥福をお祈りしていますので、念のため。

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