やろうと思ったら51%達成

今日、職場である雑誌の記事に目を通すと、興味深い記事が。

曰く、「何かをやろうと思ったら、その時点で51%達成されている」と。

つまり、ある事柄に全く意識がないということとその事項を達成するということにスタートとゴールを置くと、その事項に意識を向け、やろうと思った時点でかなり前進しているということでしょうか。

さらに言えば、そこまで進んでいるのだから、後戻りするのはもったいない、という解釈もできると思います。

日頃いろいろなものを見ていると、ちょっと興味を持ってかじってみるということがよくありますが、そこまで来たらゴールまで行ってしまったほうがいいという示唆があるように思います。

僕が多少なりとも勉強して受験したIELTSについてはなおさらで、もう80%くらいまで行っているのかもしれません。それならここで引き返す道理はないですよね。

MBAにしたって、確かに数年前には全く意識がなく、それに比べたら勉強したり試験を受けたり情報収集を進めたり、ということを考えるとかなり前進しているのかもしれません。70%くらい?

この言葉を励みに、ゆっくりとした足取りではありますが、予定を守りながら一歩一歩前に進みたいと思います。

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涙そうそう

涙そうそう」という映画を見ています。
これほど泣ける作品だとは思いませんでした。

ストーリーとしては、ホームレス中学生とロミオの青い空のアルフレドを足したような感じでしょうか。

若い兄と妹が力を合わせて生きていく話ですが、お兄ちゃんが妹を立派に育てるために、自分のことをほとんど顧みず、妹のためにひたすら粉骨砕身する姿に泣けます。

また、どんなに苦しくてもへこたれず、諦めず、そして笑顔を絶やさない強さに、本当に感銘を受けました。

兄の行動のすべてから妹に対する愛情の深さが感じられ、本当に素晴らしい兄妹でした。

月並みな言葉ばかりで恐縮ですが、これは本当に感動する名作です。

終盤涙が止まらなくなる展開ですが、一番最後にダメ押しの展開があり、本当にボロボロきてしまうという、最後まで目の離せない構成になっています。

もちろん、主題歌の「涙そうそう」も名曲です。

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memory glitch

今日、仕事をしていたら、これは書かなきゃ、と思っていたのことがあった気がするのですが、思い出せません。

なんだっけ~?

memory glitch(ド忘れ)しました。

さて、今日の英語のお題はディベートのコツについて。

すなわち、

①正しい情報を論理的に、

②自信を持って、アイコンタクトを忘れず、

③しっかり話す、え~・あ~は不可、

④相手の話もしっかり聞く

ということでした。

アイコンタクトって大事だと思っていても難しいんですよね。

場合によっては目が合うと気まずかったり照れたりするし。

また、話の途中のえ~、とかはつい口にしてしまいます。

でもこれが弱い印象を与えるそうです。

そんなこと言っていたら、故大平正芳首相は完全にアウトですが。

彼のは戦術かもしれませんが。切れ者ですからね。

日々の英会話だとちゃんと話せるのに、どうして道端や試験の面接だとダメなんでしょう。

まだまだ未熟ですね。

で、今思い出しました。仕事中に考えていたこと。

今日、証券取引等監視委員会の職員の書かれた論文を読んでいると、インサイダー取引の特集で、M&Aの際に気を付けるべきことが取り上げられていました。

M&Aは関係者も多いためインサイダー情報の管理には特に気を付ける必要があるということでしたが、コンプライアンスの経験も役立ちそうです。

自分の生きる道は探せば案外広いかも、と少しだけ安堵しました。

・・・ということを書こうと思っていた次第です。

思い出せてよかった。

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ゴースト

ビデオレンタルの店に行くと、昔の映画が見たくなり、「ゴースト ニューヨークの幻」という映画を借りていました。

とあるカップルのうちの男性が、事件に巻き込まれて殺されてしまうのだけれど、幽霊となって、霊媒師を通じて彼女に迫る危険を教えたり、在世中に伝えきれなかった愛を伝えるというお話。

ありそうといえばありそうな話ではありますが、アメリカ映画らしいテンポや伝えきれなかった愛を言葉以外のいろいろな方法で伝えるところが面白かったです。

お約束ですが、やはりクライマックスは涙がホロリ。

残念ながら現実にこういうことはあまりないでしょうから、伝えたいことはできるときに伝えておいたほうがいいと改めて実感。小さなことでも都度伝えておくほうが後悔しなさそうです。

いい教訓になりました。

ちなみにヒロインのデミ・ムーアがとてもきれいでした。

普段着はちょっとボーイッシュなのですが、外出するときはビシっときめる、素敵な女性でした。

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IELTS2回戦

昨日・今日と2回目のIELTSを受験してきました。

前回はListeningとWritingで苦杯をなめたので、その二つに注意して勉強してきました。

リスニングは、問題集を普通に聴いていても十分ではないと感じたため、二倍速で教材を聴いていました。

ライティングは、定番の表現の確認と問題のスタイルに応じた文章の構成を身に付けることに注力しました。

さて、二回戦の感触ですが・・・

Listening:全然ダメ。前回よりは感触がありますが、section4が自然科学(海洋生物の話)でちんぷんかんぷん。帰ってきて意味を調べて初めて内容がうっすらわかりました。section2もイマイチ。6.0あるかな~?

Reading:こちらはリスニングに比べると快調でした。時間はぎりぎりで最後一か八か、という回答もありましたが、全体的に内容を把握して回答できました。前回と同じくよくて8.0、現実的には7.5という線でしょうか。

Writing:前回と同じような感触です。それなりに書きたいことは書き、字数も大丈夫だと思いますが、特にtask1で書くべき内容が判然とせず、微妙な感触。一応最低限の要求には答えていると思うので、6.0はほしいです。

Speaking:今回の面接官は前回の人よりも話すのが早かったです。もちろん配慮はしてくれているのでしょうが、少し焦りました。それでも言いたいことは何とか話せたので、とりあえず無事に終わりました。ところどころ詰まるところはありましたが・・・

高評価だとコメントがあるという噂がありますが、今回は面接が終わるとすぐにまたね、という感じでした。

これは点数が伸びそうにないですね(泣)

ということで、今回の予想は、

L5.5~6.0 R7.5~8.0 W5.0~6.5 S6.0~6.5 Overall6.0~7.0 という感じです。

といっても、7.0が出るのは奇跡ですが。

現実的な希望としては、

L6.0 R8.0 W6.0 S6.0 でOverall6.5という感じでしょうか。

これなら、第一志望のManchesterや志望度の高いESADEHKUST(香港科技大)などもチャレンジできます。

もちろんGMATも600超えしなければならないので、こちらも大変ですが。

一方、MBA受験に求められる英語力の要求は高まる傾向にあるようで、ついにCambridgeがIELTSの要求点を7.5(かつすべてのセクションで7.0以上)に引き上げたようです。

また、スペインのIEも要求点が7.5になっているそうです。

今後の戦略としては、IELTS7.0を目指しつつGMATの点数も600を確保、その上で事前の語学研修の受講やアピールポイントの強化など、代替的な選択肢も考えておくようにしようと思います。

いろいろなことを考えた修正した現在の有力志望校は、

Manchester

Cranfield

Warwick

ESADE

HKUST

あと、ドリーム校として、

LBS

IMD

という状況です。

本当はオランダのRSMも受験したいのですが、こちらは1月入学というスケジュールで、ほかの学校との出願スケジュールとずれるので、出願準備が難しいため現在は選択肢から外しています。

数年前のインターン付15か月というプログラムが非常に魅力的だったのですが。CSR関係も強いし。

(特にIELTSの)リスニング対策や、欧州その他魅力的でIELTSの要求点が6.5程度のMBAをご存知の方がいらっしゃいましたら、ぜひ情報をご提供いただければ幸いです。

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日本外交と織田信雄

尖閣諸島にて海上保安庁の監視船と衝突した漁船の船長の取り扱いについて、日中の緊張が高まった末、那覇地検の判断にて船長を釈放、一つの区切りをつけた格好ですが、依然として日中の摩擦は続いている模様。

そんな中、菅総理は国連にて、日本の国際貢献等を宣言する一方、日本の安保理常任理事国入りのアピールもしたようです。

一連の話を聞いていて、ふと、小牧・長久手の戦いのときの織田信雄を思い出してしまいました。

織田信雄は織田信長の二男で、本能寺の変で父と兄の信忠が死亡した時点で、織田家のトップを狙える位置にいた人物です。

しかしながら、本人の能力が評価されていないことや明智光秀との戦いでも特段活躍していないことなどから、次代のトップは、信忠の子(信長の孫)の三法師(後の秀信)と弟の信孝に絞られました。

その後、賤ヶ岳の戦いを経て羽柴秀吉の覇権が確立する中、秀吉は信雄と対立し、信雄は徳川家康を巻き込んで戦います。これが世にいう小牧・長久手の戦いです。

ご存じのとおり、戦いは徳川方が優勢に進めながら、秀吉が信雄を懐柔して和睦し、外交で秀吉が有利な立場に持ち込みます。

結局、家康にとっては、秀吉に土をつけた戦上手という評価と秀吉に負けなかったという威信(これが後に役立つことになりますが)を得ることとなったものの、直接的な利益は得られず、骨折り損の感もありました。

その後、秀吉は北条氏を下して天下統一を成し遂げますが、その際に旧徳川領への転封を拒否した信雄は改易されることになります。

この時の、圧力をかけられるとすぐに腰砕けになる様子が日本政府と信雄に共通するように思えます。

その日本が安全保障理事会の常任理事国になったとして、誰が信頼するでしょうか。

安保理に限らず、何かの議題でいろいろな国と共同戦線を張ったとして、圧力を受けたら方針転換をしてしまうような国と誰が本気で協力するでしょうか。

少なくとも徳川家康は草葉の陰で、勘弁してくれよ、と思っているような気がするのは私だけでしょうか。

もちろん船長の釈放は今後の日中関係にも悪影響があると思いますが、同時に国際社会における日本の信頼度に大きなダメージを与える可能性がある、ということを政治家の方々には十分留意してほしいと思います。

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