卒業論文の準備

奈良大学の4年生になりました

先日2021年度の奈良大学通信教育部の成績をアップしましたが、4月になって特段プライベートの活動で動きがなくブログのネタに困っていました。とはいえ書くのをやめるとサボり癖がついてさらに更新しなくなりそうなので、場末のブログではありますがとりあえず徒然なるままに書き散らしてみようかと。

4月になって奈良大学の学生として新学期を迎え、4年生になりました。大学4年生になるのは2回目ですが、前回は就職活動と単位取得でヒイヒイ言っていたのに比べると今回は趣味のようなものなので気楽です。
大学4年生といえば、このブログを立ち上げたのは苦労した就職活動をつづるというきっかけがあったのを思い出します。かなり前になりますがよく続いていると我ながら感心します。ずぼらな運営ですけど、まずは奈良大学卒業まできちんと続けていきたいところです。

私のような人事異動や業務内容の変更がほとんどない業務環境だと人生の区切りを感じることがあまりないのですが(せいぜい年齢が〇十台に入ったとかでしょうか)、学生生活をしていることで〇年生という節目ができて新鮮な感じを受けます。日々目の前の仕事を片付けていくのも大事ですが、人生の節目・区切りを考えながら生きていくのも人生を充実させるために有効かも、と書きながら感じています。

 

4年生の手始め

新年度になりましたのでまず受講科目の履修届を提出する必要があります。
前年度にレポートを提出して単位習得試験待ちとなっている史料学概論・書誌学・東洋史特殊講義に加えていくつかのスクーリング科目をこなせば、必修の卒業論文・文化財学演習Ⅲと合わせて卒業に必要な単位を確保できるので、専門科目をいくつか保険で新規に履修するほか、自分の視野を広げるために自由選択科目(一般科目)も履修することにしました(自由選択科目は卒業単位にはカウントされません)。

単位取得自体はそれほど心配してませんが一番の関門は卒業論文でしょう。卒業論文をパスするためにはまず4月上旬の段階で卒業論文計画書を提出し、それが合格したら10月頃までに卒業論文の草稿を提出。そこで卒論提出の許可が出たら年明けに卒業論文を提出し最終合格すれば必要単位の取得をもって卒業となります。逆にどこかで躓くと卒業ができなくなりもう1年在学ということになります。

卒業論文計画書は履修届と合わせて4月上旬までに提出しなければなりませんので、それまでテーマや具体的な考察内容について考え抜いていました。
具体的にはテーマ・研究課題や現状の研究の進捗、そして今後の展望を記載しますので、現時点でも多少は研究が進んでいることが期待されているでしょうし、卒論の作成に向けてどのようなことを調べていくか道筋も考えておかなくてはなりません。
初めての大学の卒論の時は毎週ゼミがあり都度方向性の確認ができたので変な方向に行ってしまうことはありませんでしたが(そのかわり毎回シバかれました)、通信制の場合質問ができるとはいえ出たところ勝負という性格がありますので、指導教官の期待するレベル・方向性でなくて不合格になったらどうしようという不安はぬぐえません。
一応不可でも一度はコメントを踏まえて再提出できますので大丈夫とは思いますが、できればスムーズに進めたいところです。

 

ネタ集め

卒業論文計画書を作成するためには多少なりとも研究をしておくことが必要であるため、関係する資料を探すとともに実地を見てみることにしました。
卒業論文のテーマは小田原用水(早川用水)に関する内容を考えているので、小田原市内に残っている小田原用水の遺構を見てみることに。

小田原用水は芦ノ湖を源流とする早川から小田原城下に引かれた水道で日本最古の水道ともいわれます。設置は1545年頃に戦国大名の北条氏康が行ったとされています。1545年というと北条氏が関東に飛躍するきっかけとなる川越の戦いの前年であり北条氏領国の充実ぶりが伺えます。

早川から小田原城下なのでランニングがてら見ることができて非常に便利です。
文化財学や考古学の論文を書くなら自宅付近のテーマだと何度でも実物を見ることができるので深みを出しやすいかもしれません。
これは歴史学に限らず社会人の研究一般にいえるかもしれません。私の場合法学の研究も自分の実務経験からテーマを設定していますが、そのおかげで研究がしやすかったですし逆に自分の土地勘のないテーマ、アクセスの悪いテーマを選んでしまうと挫折しやすいように感じます。

早川沿いの小田原用水取水口

用水沿いに見ていくのが全容の把握に便利そうなのでまずは取水口から。
早川沿いにしっかりと小田原用水取水口がわかるようにしてくれています。

小田原用水(早川用水)取水口の説明

取水口の説明にはしっかり小田原北条氏時代に設置されたらしいと書かれています。
しかも江戸時代になっても利用されており、まさに時代を超えた小田原の民の財産です。

小田原市板橋(箱根板橋)にある小田原用水の説明

早川から小田原城下に向かう途中の板橋には小田原用水に関する説明が発掘調査の成果を挙げて説明されています。これは論文の参考になりそう!!

小田原城外にある小田原用水の説明

多くの観光客が訪れる小田原城でもしっかりアピールされています。
小田原用水は小田原城や曽我の梅林などと比べると地味な印象ではありますが北条氏の偉大さを如実に示す遺物なので大いにアピールしてほしいものです。水道は現代人の生活でも重要なものなのでその価値は理解されやすいでしょうし。

観光施設「なりわい交流館」にも小田原用水が再現されている

小田原城の近くには「なりわい交流館」という観光施設がありますが、その前には小田原用水が再現されています。小田原用水とつながってはいないのですが、小田原用水が小田原にとってどれほど重要な存在であるか伺えます。

とりあえず卒業論文計画書に向けた散策はこんなところです。
小田原用水の経路である早川から山王川まで歩いてところどころ写真は撮っていますが一般の民家が映り込んでいますのでアップは控えておこうかと。

さて、どんな卒業論文ができるか今から楽しみです。

 

おまけ

小田原の魅力は小田原城や新鮮な魚介、風光明媚な景色などたくさんありますが、食べ物屋さんも結構充実しています。

街中を歩いていると焼肉屋さんやホルモン屋さんの割合が高いように感じますが、ラーメンのお店も多いです。

その中で小田原を訪れる方にお勧めしたいのが小田原郵便局近く(小田原駅から徒歩5分くらい)の「城下町 どすん」さんの梅塩らーめん。

小田原郵便局近くの「城下町 どすん」さんの梅塩らーめん。あっさりしてうまし。

こちらのお店ではあごだしと鶏だしのラーメンを提供していますが、あごだしの梅塩らーめんはあっさりしているスープに塩味と酸味の利いた梅がよく合っています。小田原は梅が有名でこの梅も小田原産とのこと。

小田原にいらっしゃったら是非小田原用水と梅塩らーめんをご堪能ください!!

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