Connecting the dots

歴史好きにはよくあることだと思いますが、私もご多分に漏れず、多くの歴史上の人物や経済人のサクセスストーリーや名言を読んでは、それを自分の生活に当てはめようと考えてきました。

人間の本質というのはずっと昔からあまり変わらないのか、数十年前の経営者の言葉はもちろん、数百年、数千年前の人物の言葉でも今に通じるものが多いです。

その中でも特に好きなのが、Apple創業者スティーブ・ジョブズ氏がスタンフォード大学の卒業式で行ったスピーチ。
数多くある偉大なスピーチの中でも特に知られているものではないでしょうか。

このスピーチで彼は3つの言葉を残しています。
Connecting the dots
Keep looking, don’t settle
Stay hungry, stay foolish

それぞれすごく響く言葉なのですが、最近またスピーチを聴いてみて感じるところが大きかったのは、「Connecting the dots」です。
というのも、自分の最近の状況を振り返ってみて、この言葉が実によく当てはまったからです。

長い就職活動の末に今の会社に入社したのは、単に能力が認められたからいうだけではなく、意図せず築いてきたこれまでの経歴に価値が見いだされたためでした。

コンプライアンスという職種自体、元々希望していたものではありませんでしたし、新卒時に入った職場も第一志望という訳ではなく、やはり長い就職活動の結果何とか入ることができた職場でした(それなりに希望していた会社ではありましたが)。

MBAは自分の選んだ選択肢ではありましたが、それも海外経験がないという現実を克服しなければいけないという必要に迫られたもので、それ故に私費で渡航することになりました。

それぞれ当時の自分のベストの選択肢ではなかったかもしれません。しかしながら、今それが一つの線となって今の会社に評価され、自分のキャリアを作り上げています。

今勤めている会社は、これまで面接を受けた会社の中で私を最も評価してくれました。
就職活動の中で能力が上がった訳でも、面接力が上がった訳でもありません。
ただ、点と点がつながって線になった、それだけです。

そんなことを考えながら、一つ一つの点は平凡でも、それがつながった時それはユニークなものとなって特殊な価値を生むのだと気づきました。
長い就職活動の中で苦しんだ末の結末だったので、なおさら痛感しました。

今年も就職活動に悩む若者の姿をよく見聞きします。
大学生はもちろん、既卒、社会人、それぞれ就職活動に苦しみ、自分の価値に疑問を感じている人も多いのではないかと思います。自分もそうでした。

そういう人は、是非自分の点と点を見つめ直してほしいと思います。
点の一つ一つはよくあるものでも、それを結んだ線は自分だけのもので、そこから自分だけの価値を導くことができるはずです。
一つ一つの点がネガティブなものであったとしても、それを結ぶと逆に価値のあるものになることだってあるでしょう。

むやみに他人の土俵に乗らずに、自分だけの価値を見つけてそれを最大限に活かすことができる舞台を見つけて生きることこそ自分の幸せの向上につながると思います。

漠然とした話になってしまい恐縮ですが、自分の価値、自分の生き方に悶々としている人は、是非ジョブズ氏のスピーチを聴きながら、そういうことを考えてみてはいかがでしょうか?

と言いつつ、自分自身まだまだこれからのキャリアが不透明で悩んでいる部分も多いので、何度も彼のスピーチを聴こうと思います。

先ほども書きましたが、自分もこれまで何度も就職活動で苦しい思いをしたため、同じ思いをしている人の力になりたいと思っています。
大した人間ではないですが、何か力になれそうなことがありましたらお気軽にメッセージやメールを頂ければと思います。

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