Audi Workshop

RSMでは欧州を中心に色んな企業の担当者を招いてワークショップを行っています。
色んな企業と連携することで、学生に対する就職支援やRSMのブランディングを図っているのだと思います。

これまではそういうワークショップには参加していなかったのですが、クラスメイトに誘われ、また留学生活も残りわずかなため色々な機会に触れておきたいと思ったこともあり、初めて参加することにしました。

今回のワークショップはRSM Marketing Club主催で、ドイツの車メーカー、Audiのケースを扱いました。

実は日本にいた頃から車には全く関心がなく(運転免許は持っていますがペーパードライバーです)、Audiのブランドとしてのポジショニングはおろか、ドイツのブランドであることも、またAudiのロゴも知りませんでした。

Audi
Audiといえばこのマーク!

このワークショップでは、クラスメイト達が書いたAudiのケースをもとに、Audiの中国及び欧州におけるブランド戦略を考えます。
私の選択科目はStrategy系がほとんどで、Marketing系についてはありませんでしたし、特にBrand Managementについては勉強してみたいと思っていましたので、車のブランドも学べて一石二鳥でした。

最初にAudiのブランドマネジメントの担当者の方からAudiについてのプレゼンがあり、その後にチームでケースに沿ったブランド戦略を考え、午後にプレゼンを行います。

チームメンバーはロシア人、インド人、アメリカ人と英語が流暢な人たちばかり。ちゃんと議論に入っていけるかと戦々恐々でした。

が、しっかり準備をしていた甲斐があって、案外話すことができました(事前に中国人のクラスメイトから話を聞いて情報収集もしていました)。
リスニングができたというより、自分の中でアイデアが色々あったので、適宜合いの手を入れたりすることができたのが大きかったです。
あとは書記をするなど、自分のできることで貢献することができたというのはよかったと思います。

ディスカッションしながらプレゼン作りをすること約2時間。
時間に追われながらではありますが、なんとかプレゼンを形にすることができました。
2時間はあっという間でした。それだけ集中できていたということですね。

その後は各チームがプレゼンを発表+Audi担当者とのQ&A。
どのチームもクリエイティブで面白いアイデアを出していました。
みんなよく右脳が働くなー、と思いながら見ていました。

我がチームのプレゼンは話すのがうまいロシア人とアメリカ人クラスメイトが担当。
しっかり我々のアイデアをアピールしてくれました。

プレゼンの後はAudiからのフィードバック。
私の出したアイデアもお褒めにあずかり、嬉しかったです。
もっとも某社のサービスを紹介しただけなのですが。

マーケティングの授業を受けていて、さらにこういう機会にブランドマネジメントの経験をして気づいたことがあります。

それは、「自分の右脳はあまり優秀ではない」ということ(別に左脳が優秀というわけでもないですが)。
新しい制度やシステムを考えたりするのは好きですが、このような人の感情に訴えるようなクリエイティビティはあまりないような気がします。

一方、ファイナンスバックグラウンドといいながら、職歴は広報やコンプライアンスなど、数字より文字を扱うことが多く(IRも担当していましたが)、またファイナンスの授業を受けている中で理解に苦労することが多く、数字とにらめっこすることも得意ではないと感じるようになりました。

つまり、コンプライアンスやサステナビリティなど、社会に貢献するという自分の価値観に合致し、その中で定性的かつクリエイティビティというよりは左脳で考える分野が自分に合っているように思えます。

その点、私の次の仕事(Expected)は非常に魅力的ですし、是非とも良い経験を積みたいと思っています。

最後に参加証をいただきました。


Certificate of Participation.

こういうちょっとした心遣い(嬉しがらせ)もさすがMarketing Clubですね。

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