1学期の最終試験、その後のPLD (Personal Leadership Develpoment)を無事にこなし、最後まで先送りにしていたHRM (Human Resource Management)の課題を提出期限1分前に提出し、何とか春休みを迎えることができました。
春休みは約2週間。せっかくの機会ですのでいろいろなところに出かけてみたいと思っています。
現在のところ、先日も訪れたデン・ハーグと、英国スコットランドのエジンバラに行く予定です。
また、オランダの都市についてもできるだけ行ってみたいと思います。
ということで、ずっと行ってみたかったデルフトという街に行ってきました。
デルフトはデン・ハーグの南に位置する街で、オランダ建国者・ウィレム1世が住んでいたことで知られています。
また、オランダを代表する特産物であるデルフト焼でも有名です。
ロッテルダムからは電車で20分くらい。とても近いです。
デルフトは川が多い街で、川によって区画ができています。
デルフトを歩いていると目に飛び込んでくるのが新旧二つの教会。
特に新教会の方は高さがあって目立ちます。
ということで、まずは新教会を目指します。
ちなみに新教会には代々のオランダ王家の方が眠っているそうです。
オランダ独立のためスペインと戦っていたオランダ建国の父・ウィレム1世がこの地で暗殺され、この新教会に葬られたことに由来するそうです。
新教会は見るからに荘厳で、また天気がいいこともあって、多くの人が屋外で食事をとっています。
あまりに楽しそうな雰囲気でしたので、ここでランチを食べることにしました。
入ったカフェのランチメニュー。日本語にも対応。但し珍訳もありました(笑)
素晴らしい天気だったので、昼からビールを飲みたくなりました。
そして、オランダと言えば何と言ってもハイネケンです。
ランチはオランダ伝統のパンケーキ。
記事の中に野菜を入れて焼き上げています。
食感はクレープとピザの間というところでしょうか。とてもおいしいです。
食事の後はお約束のお土産屋さんめぐり。
そして、デルフトと言えばやはりデルフト焼きです。
デルフト焼きを中心に扱うお土産屋さん。いろんな形のものがあります。
お土産屋さんの次は、オランダの歴史に深く関わる、プリンセンホフ博物館に向かいます。
このプリンセンホフこそ、ウィレム1世が居館としていた場所であり、また彼が暗殺された場所です。
今回は見ることがかないませんでしたが、彼を殺した弾痕も残っているそうです。
新教会からプリンセンホフ博物館に行く途中には旧教会があります。
実はプリンセンホフ博物館のすぐ近くにあるんですね。
こちらもまた荘厳な雰囲気です。
旧教会。新教会に劣らず存在感があります。デルフト駅からもよく見え
ます。
そしてプリンセンホフ博物館へ。
可愛い猫が案内してくれました(笑)
プリンセンホフ美術館には、ウィレム1世やオランダ建国にまつわる絵画などが展示されています。
今回は1階しか見ることができなかったのですが、他にもさまざまな資料が展示されているということですので、また訪れてみたいと思います。
ちなみにウィレム1世は貴族でありながら、宗教の自由のために立ち上がったとされる人物で、その寛容さから多くの支持を集め、巨大なスペイン帝国に苦戦しながらも着々とオランダ独立に邁進した人物です。
自分自身、ウィレム1世の姿に感銘を受け、現在通っているRSMの出願エッセイに彼のことを書いたのを思い出し、ここで彼の事績に触れることができ、本当に幸せなひと時でした。
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