初プレゼン終了!

先日、統計学の中間試験、チームプレゼンテーションの前に教会に行ったという話を載せましたが、おかげさまでそれぞれ無事に終わりました。

神に、そして協力してくれたチームメイトに感謝です。

中間試験の結果はクラスの平均程度。
統計学は比較的英語に依存しない教科なので、日本で勉強していたこともあってもう少し点数が出るかと思っていましたが、意外に問題文を読むのに時間がかかって苦戦してしまいました。
まあ、理解が不十分だった点も否めませんが。
このあたりは反省して最終試験に臨もうと思います。

チームのプレゼンテーションは「Business Society Management」の課題でした。
ケースを読んで、自分たちのアイデアを考えて「チーム全員で」プレゼンをします。
ご丁寧に、シャイな人もしっかりプレゼンしてねー、とのことでしたので逃げられません(笑)

ケースとは、あるビジネスのシーンについて登場人物(経営者)が目指すゴール、その状況、関係者の考え、ゴールまでの課題などが物語調で書かれた資料で、それを読んで、自分がその立場だったらどのような回答を出すのか、ということを考えます。

今回の課題は、某農産業企業がカーボン・ニュートラルを達成するためにどのようにすればよいか、ということで、その企業・経営者が置かれた立場や関連する状況について資料を読んで、情報をまとめた上で、こうすればいい、という回答を出しました。

プレゼンについては、各自にパートを割り当てて、一人一人各パートを説明しました。
で、僕のパートは「Background」。
ケースの前提について説明するパートです。
箇条書きスタイルの説明ができ、またプレゼンの後に質問が飛びにくく、やりやすいパートです。

さて、プレゼン本番。
Backgroundの前にプレゼンの目的などを別の人が説明した後のプレゼンです。
人前で話をするのが苦手なので、心臓がバクバクいっていました。

・・・が、ここは覚悟を決めなくては。
そして、今までクラスメイトと話ができなかったのを取り返すチャンスだ!

ということでプレゼンに。
どうせ緊張しているので、落ち着くために深呼吸。
でも、せっかくならユーモアを効かせたい。

「ふぅーーー。(深呼吸) ←ここで一同笑い(これは期待していませんでしたが)」
・・・深呼吸はカーボン・ニュートラルではないですよね?でもこの会社はカーボン・ニュートラルを目指しています。

一同シーン・・・。
まさかここでユーモアがくると思っていなかったのか、また普段あまり話さない自分がユーモアを言うと思わなかったのか、はたまた単にスベっただけなのか。

このままでは悔しいので、「あれ、笑わない?面白くない?」と投げかけ、その問いが面白かったのか一同大笑いで拍手。
つかみは上々です。

その後は淡々と説明を続けて・・・、

「気候変動は多くの人の関心を集めており、いろんなレベルでの規制があります。国際社会、国、地方自治体、業界、企業単位、・・・そして我々自身、私はそう信じています。あなたは?

もちろん、最後の部分は不要なのですが、私たちも気をつけてるよねー、というちょっとしたユーモアのつもりです。
クラスメイトの顔を見るとみんなうなづいていてくれました。

あとは淡々と説明を続け、次のパートに引き継ぎできました。

緊張しましたが、英語もあまり言いよどむことなく、また聴衆の方を見てしっかり話せて、本当にいいプレゼンができたと思います。

クラスの後、クラスメイトが声をかけてくれて「interactiveでテンポも聞きやすくてよかった」と褒めてくれました。
また、それなりに好評だったようで、他の人にも良かったんだってねー、と言われたり。

現時点では英語の議論はほとんどできないし、またクラスメートにも無口で話しにくい人間だと思われている可能性もあるので、こういうところでチームに貢献しつつ、本当はもっとオープンな人間なんだよー、とアピールしたかったのでよかったです。

・・・がその後別のプレゼンをする機会があって、それは散々。
まだまだダメだなあー、と痛感。
でも、ちゃんと準備すれば何とかなるはずなので、今度は念入りに準備しようと思います。

また、プレゼンの後はやはりいつもの内気な人間に戻りがちですが、機会を見つけて話したことがなかった人にも話しかけたりして、顔とどんなことを考えているのか、ということを認識してもらおうと奮闘中です。

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