狭まる外資系金融機関への道

最近の調査によると、昨今の金融危機や日本の国際経済におけるプレゼンスの低下から、日本国内の外資系金融機関の人員が大幅に低下しているそうです。

特に私が目指している投資銀行やPE(Private Equity)部門の人員が減っているそうです。

まあ、魅力的な案件は減っているでしょうし、事業環境だってそんなに良いわけではないでしょうから、事業規模の縮小は仕方ないかもしれません。

日本の中小企業には素晴らしい技術を持っている会社も少なくないと聞きますから、このあたりはPEが頑張ったら化けるかも、と思わなくもないのですが、やはり構造的な問題があるのでしょうか。

一方、投資信託市場の拡大に伴い、投資信託部門の人員は増加しているようです。確かに外資系金融機関の求人紹介はよくもらいます。

次の転職は投資信託会社には行かないでしょうから、あまり恩恵を受けないのですが、いざというときのセーフティネットにはなってくれるかもしれません。

そんな気持ちで外資系企業社員が務まるのかどうかは別問題ですが。

私費で留学するということは、労働市場リスクを全て自分で引き受けるということ。

市場環境を変えることはできませんが、留学すべきタイミングくらいはできるだけ見極めたいと思います。

ただ、自分が年をとる、ということも併せて考えなければいけないのが難しいところです。

待ってばかりで結局機会を失ってしまった、というのも悲しいですから。

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