最近、某所で「ロレンツォのオイル」という映画のことを知り、DVDで見てみました。
副腎白質ジストロフィーという難病にかかった子どもを、医学関係者でもない両親が必死に手を尽くし、勉強したり伝手を頼ったりして、その難病の治療法を探す、という物語です。
子どもの様子やずっと子どもにつきっきりの両親、とくに母親の様子があまりに痛々しかったです。
それでも、必死に状況を打開しようと東奔西走する様子はすごかったです。
もちろん、悲惨な現実も赤裸々に描かれており、多くの関係者との摩擦やお金の問題にも触れられています。
そんな中、自ら医学図書館で文献と格闘する一方、支援者団体のみならず、医学や獣医の力も借り、ついに効果があると思われる治療法にたどり着きます。
この話は実話に基づいたものであり、映画の後の後日談もインターネットで見ることができます。
医学という、専門外の人が全く寄りつけなさそうな分野でも、必死になれば何とか道を切り開くことができるのだと、改めて感じさせられました。
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