コンサル日記

数ある職種の中でも、特にエリートと見られ、憧れる人も多いコンサルタント。

MBA卒業者のキャリアとしても投資銀行と人気を二分する人気職種です。

そんなコンサルタント業界の生活や仕事の一部を垣間見ることができる本「コンサル日記」を読んでみました。

読み始めてから数時間、一気に読めました。

一つ一つの案件については複雑でないため、コンサル業務の基本的な事項を学びながら、その生活についても触れることができたように思います(コンサル経験者ではないので、何が基本的か、と聞かれると詰まりますが)。

また、人間模様も面白く、それも読みやすかった要因だと思います。

ただ、読後感がかなり重いです。

案件の一つ一つが重く、無事解決したり、しなかったりするのですが、どの案件でも読者も心に擦り傷を負ってしまう感じがします。

特に、失敗とされた案件の章については、読んでるこちらがトラウマになりそうです。

ともあれ、実際の専門的な内容については専門書に任せるとして、(特に中小企業メインの)コンサルの仕事や生活、自営業・ベンチャー企業を経営する難しさ(特に心の傷に耐える強さ)については、多少なりとも感じることができたと思います。

読後感が重い、なんて言っているうちはまだまだですね( ̄Д ̄;;

コンサル日記/斎藤 広達
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