英断?迷断?

今、金融界のみならず日本中が非常に注目している債務返済制度(モラトリアム)。

中小企業だけでなく個人の債務も対象とすることで国民新党と社民党が合意したそうです(肝心の民主党は?)。

法人だけでなく個人も対象とするということはかなりリスクの高くなりそうな予感です。

そもそも現在だって状況によって貸出条件の緩和は行われているでしょうし、私人間の契約について政府が介入すべきではないと思います。

亀井大臣は銀行はその社会的責任を果たしていないと言いますが、銀行の社会的責任とは何でしょうか。

人により定義は違うかもしれませんが、概ね、預金者の預金を損なうことなく、過度のリスクを取らずに投融資を行うことではないでしょうか。

リスク管理をゆがめて融資をさせることこそ、銀行の社会的責任を損なうもののように思います。

でも、銀行の社会的責任というテーマは突き詰めると面白そうなので、もう少し考えてみたいと思います。

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