選挙

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●人は見たいと思う現実しか見ない(ユリウス・カエサル)

シンプルでありながら、非常に含蓄のある言葉です。
行政サービスは充実させてほしい、でも負担は軽くしてほしい。
なかなか両立するのが難しいことですが、まさに人は見たいと思う現実しか見ないため、増税論議は特に選挙中には論点としにくい。
昔も今も、人間の本質は変わらないのかもしれません。

●民主主義は最悪の政体だが、これまで試されてきたいかなる政治制度よりマシである(ウィンストン・チャーチル)

第二次世界大戦におけるドイツとの戦いを勝利に導きながら、戦後選挙で敗れた英国の英雄・チャーチルの名言。
気持ちはよくわかります。
しかし、彼は歴史を知り、ドイツなどの現実も見ているために、民主主義を否定することはできなかったのでしょう。
昨今日本でも政治の問題が声高に叫ばれていますが、それでも民主主義を放棄することはチャーチルでなくても拒むことでしょう。

●神の罰より主君の罰を、主君の罰より臣下領民の罰を恐れよ(黒田如水)

結局統治を維持するためには国民・領民の気持ちをつかむことが大事であり、その心が離れてしまうとどうしようもないということを、黒田如水はよく知っていたようです。
本人はもちろん、子・長政も臣下や領民を大切にしたことで知られています。

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