第二次世界大戦中、リトアニアで多くのユダヤ人に外務省の訓令に反してビザを発行し、その命を救ったことで知られる故杉原千畝氏の妻・幸子さんが94歳で死去されました。
杉原幸子氏は、ビザ発給のときも夫を精神的に支え(杉原氏は家族の了承を得られたことで、ビザ発給を決意したそうです。なお、ビザの発給は大変な作業でしたが、ナチスドイツからの危険に家族をさらさないため、家族には手伝わせなかったそうです)、杉原氏死去後は講演活動を通して、杉原氏の功績に普及に努められていました。
ご冥福をお祈りします。
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