証券アナリスト試験があと1か月弱に迫ってきて、本腰を入れて勉強しなければいけなくなってきました。
そのため、最後の関門・財務分析をせっせと解いています。
外貨建取引やデリバティブ関係の会計処理は覚えるのが特に苦手です。
グローバル化や金融の複雑化に、会計処理もよく付いていけるものだと思います。
で、昨日覚えたこと。
「自己創設ののれんは資産計上しない」
すなわち、買収した時には、被買収企業の超過収益力(のれん)を数値として認識できるが、自社の超過収益力の源泉(ブランド価値等)は数値化できないということのようです。
実際、CSR会計などの取り組みでも、実際に貨幣価値として数値化できるのはほんの一部だけであるのが現状なので、そういうものなのでしょう。
あと、ファイナンス・リースの条件は、
・途中解約が不可(ノン・キャンセラブル)
・コストを借り手が実質的に負担(フル・ペイアウト)
→経済耐用年数の75%以上の契約期間
→リース物件取得価格の90%以上のリース料
ということ。
このようなファイナンス・リースは会計上売買処理(実際に所有権が移転するファイナンス・リース取引もある)を行います。
リースといっても、いろいろあるんですね。
ちなみに、普通の(イメージの)一定期間リースして返却する契約はオペレーティング・リースというそうです。