西アジア、旧ソ連のグルジアが、南オセチア自治州の独立をめぐって、ロシア軍と交戦状態にあるとのことです。
グルジア自体、政情不安定な国なのですが、その上にチェチェン周辺の安定、ロシア南部の安全保障などの事情が重なり、ロシアの介入があって交戦に至っているようです。
グルジアとその近隣国(出所:外務省ホームページ)
また、アフリカ南部のジンバブエでは、ムガベ大統領の不公正ともいわれる選挙の結果就任して以降も暴力が絶えることはなく、国民が自分の身を守るため、携帯電話の待ち受け画面を大統領の画像にしたり、着メロを大統領の演説にしたり、ということもあるようです。
さらにハイパーインフレとデノミという経済の混乱もあり、こちらも政情不安定。
中国でも、五輪開催中にも外国人殺害があったり、テロの予兆があったりと安心できないようです。
幸い日本は先の大戦より戦争を経験しておらず、平和による繁栄を享受できましたが、世界にはそうでない国がたくさんある(むしろ平和な国より多いかもしれない)ということですね。
グローバル化の時代、こういう国々が平和のもと経済成長を遂げたら、その国の幸福が増加するだけでなく、日本としても好影響を受けるわけで、何とか平和を構築してほしいものです(無論、平和ということ自体に大きな価値があるのは言うまでもありません)。
ということを書いているそばで我が家のうさがドタバタしているのを見ると、平和っていいなあ、と改めて思います。