今日は、1945年に長崎に原子爆弾が落とされて63年目の8月9日になります。
ということで、長崎でも慰霊平和祈念式典が催されました。
今回の式典はテレビで見ていたのですが、当時の悲劇を想像すると涙が出てきました。
被爆者の高齢化が進むにつれ、語り部の存在が問題になってきているそうですが、長崎県知事・長崎市長が言っているように、最近は若い世代が積極的に記録を残そうと活動しているようで、これからの希望ですね。
今回の式典では、「長崎の鐘」で知られる永井隆博士の名前が何度も聞かれました。
永井博士は長崎医科大学教授で、自らも被爆しながらも被爆者の治療にあたるとともに、被爆経験を数々の著書や講義などに残していることで知られています。
永井博士については、下記の書籍が参考になります。
- 世界を感動させた日本の医師―信念を貫いた愛と勇気の記録/鈴木 厚
- ¥2,100
- Amazon.co.jp
今年は永井博士生誕100年(享年43)ということですが、このような素晴らしい人物の事績を残し、受け継いでいくこともすごく大事なことですね。
この時期になると、改めて日本の被爆経験を世界に伝え、軍縮政策について日本がリードしていくべきだと考えます。
よし、SRIだ!