足利銀行、民間銀行として再出発

本日、野村グループの野村フィナンシャル・パートナーズ等が中心となった足利ホールディングスが預金保険機構より足利銀行の株式を取得したとのことです。

 

これにより、足利銀行は野村グループの傘下にて民間銀行として歩みだすことになります。

また、野村グループは野村證券をはじめとしたエクイティと足利銀行の融資の双方を組み合わせたサービスを提供できることになります。

また、野村證券や野村アセットマネジメントなどが提供する金融商品の販路が広くなることにもなります。

野村グループにないのはあとは保険会社くらいでしょうか。

各種金融業態の壁は徐々に低くなってきており、同グループの中に各種子会社を抱えることが可能であるのは言うまでもなく、さらに、たとえば企業再生の分野で同グループの会社の直接金融と間接金融を融合させるという手法などもとられることがあるようです。

野村グループは、インサイダー取引問題で顕在化したコンプライアンス体制の強化などの課題を抱えていますが、内部管理態勢を整え、どのような戦略にでるのか注目されるところです。

それにしても、足利銀行のトップは、「頭取」なんですね。

銀行のトップを頭取というのは、雅楽の音頭を取る人、引いては経済の指針を指し示す人・リーダー、という意味があるそうなのですが、まだ頭取でいいのかな。

(新生銀行・あおぞら銀行・りそな銀行などのトップは「社長」。)

※同日、金融庁より、「平成19年度における地域密着型金融の取り組み状況について」が公開されました。

同報告では、地域金融機関の様々な取り組みとともに、その課題について報告されています。

同報告を活かした足利銀行の活躍に期待しています(今日からライバルですが)。

カテゴリー: 時事テーマ パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。