コンプライアンス残酷物語?

昨日の読売新聞の1面に、某精密機器メーカーが、内部告発した社員を不当に扱い、その社員が弁護士会に救済を求めているという記事がありました。

社員が上司のコンプライアンス上の問題を社内の通報窓口に通報したところ、こともあろうに窓口の責任者がその上司と人事部に連絡してしまったのだとか。

その後、その社員は当該上司がいる部署に異動となり、閑職を命じられ、通報前は平均以上だった評価も最低にされているとか。

しかも、責任者が謝罪しているメールが証拠としてありながら、広報は「異動は本人の適性を考えているし、上司に連絡することも同意があった」としているそうです。

コンプライアンスの問題は、平時は軽視されがちですが、一度大きく取り上げられると、会社の評判が下がるほか、さまざまな損害が会社にもたらされることになります。

しかも、こういう問題が発生すると、会社の自浄機能が著しく阻害されるのみでなく、優秀な人材が確保できないなどの悪影響も考えられます。

会社を守るのは広報の重要な役割ですが、それは本当のことをいうことによって達成されるべきであり、見苦しい言い訳をしては、かえって会社の立場が悪くなると考えるべきだと思います。

新聞報道によってしかこの紛争はわかりませんが、もし広報の主張が事実に基づかないものであれば、主張を撤回した上で真実と今後の対応を公表すべきだと思います。

ちょうど自分の会社でも内部通報制度のあり方を検討していたので、いい勉強になりました。

ちなみに、前の会社でも似たような案件があって、見苦しいなと思ったことはありました。

ある意味どの会社でも似たようなものなのかも知れません。

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信長の経営塾

織田信長の経営塾 (幻冬舎文庫)/北見 昌朗
¥560
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織田信長が現代によみがえったらこんな経営指南をするだろうな、という内容の本です。

筆者は賃金コンサルタントで、さまざまな制約条件の下で、どのようにしたら社員にモラールを与えられるか、というテーマです。

結論としては、

・攻めの経営

・優秀な社員には厚く報い、できない社員と差をつける

・そこそこできる忠実な社員も大切にする

・社員に夢を与える。賃金で報いることができないときは特に

・信賞必罰

・小さい組織なら、トップが全て把握し、仕切る

という感じです。

確かに、現代に欲しいリーダーに信長がいつも挙げられるのがわかる気がします。

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to不定詞

今日はto不定詞の勉強をしました。

to不定詞も基本的なところは押さえていますが、説明しろと言われると難しく、やりなおしておいてよかったと思います。

今日のセッションでは高校生も参加していました。

意識の高い人はいるものですね。

自分ももっと早くいろいろやっておけばよかったと思っていますが、だからこそうらやましい。

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悪役の魅力

もし自分が名優だったら、ヒーロー役と悪役どっちを演じたい? ブログネタ:もし自分が名優だったら、ヒーロー役と悪役どっちを演じたい? 参加中

もし、俳優をするなら、ヒーロー役より悪役の方を演じたいですね。
なぜなら、悪役の方が奥が深いことが多いから。
子供向けの勧善懲悪の話を別にすれば、悪役といってもたいていは何らかの事情があったり、野望があったりして悪役を演じていることが多いように思います。
私自身は性善説を支持しており、だからこそ悪役に惹かれます。
ドラマを見ていても悪役を応援していることも多いです。
シュナイゼル殿下とか、銭ゲバとか。
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基礎固め

今日の英語のセッションは、過去完了と過去形。

中学校の時に習う基本的な時制ですが、意外に盲点。

こういう機会に確認しておくのも良かったです。

人前で変な時制で話していたら恥ずかしいですしね。

ちなみに前回のセッションでは、「オフィスでの恋愛」。

ピュアならいいけど、浮気はダメよ、という話題でした。

私は、「浮気はダメだと思うけど、男として気持ちはわかる(笑)」というスタンスでいました。

まあ、実際問題としてオフィスの人間関係が難しくなるからそのあたりは考慮してほしいものですね。

ちなみに自分のオフィスで浮気してそうな人はいないです。

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2/3

最近、小泉元首相の定額給付金への反対表明と自民党の対応が話題になっています。

自民党執行部の言い分「郵政民営化だけで2/3とったわけではない、みんなでとった2/3だ」。

どう考えても郵政民営化でとった2/3だと思いますが。

郵政選挙と煽っていたし、わざわざ刺客までたてたじゃないですか。

少なくとも、自民党のやりたい放題していいよ、という授権ではないはず。

この話を聞いて思い出したエピソード。

織田信長が武田家を滅ぼして祝宴を行ったとき、明智光秀が「我々も骨を折った甲斐があった」と言ったら、「お前が何をしたのだ」とさんざん罵倒され、それが本能寺の変の遠因になった、とか。

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