論文作成はドラフトから
先日テキスト科目の単位習得試験を終えたので、これからは本腰を入れて卒業論文に取り掛かることになります。
論文の作成をどのように進めるかは人によって異なると思いますが、自分の場合大まかな構成をノートに書きだしてイメージができたらとりあえずWordで論文の骨組みを作ってみて、そこから文章を肉付けしたり構成をいじったりしています。
今回も同様の進め方で論文を作成しようと思い、ざっくり論点や構成をノートにまとめて、それをもとにWordで章立てをしていきます。
ちなみに卒業論文は様式が細かく指定されているので、大学のウェブサイトから様式をダウンロードして使用することにしました。
全ての論文はこの瞬間から始まりますが、毎度この瞬間はテンションがあがります。どんな冒険が始まるのだろう、と冒険家がワクワクするような感じでしょうか。
では、卒業論文の旅に出発です。Bon Voyage!!(…て自分に言うのは変ですかね?)
様式にてこずる
論文には縦書きと横書きがあり、日本史関係の論文や書籍では縦書きが多いですが、奈良大学の卒業論文については指導教官によって決まります。私の場合は縦書きです。
日本史の論文なので縦書きであることは普通なのですが、これまで書いてきた社会科学系の論文は全て横書きで、かつ奈良大学でのレポートもほぼすべて横書きだったので、書いていて違和感を感じました。
唯一の縦書きであった平安文学論は用紙が横長でしたが、卒業論文は用紙が縦長なのでやはり違和感はありますね。
しかも縦長の用紙で縦書きになるとページが複数になったときの表示が左から右になり、縦書きの本を読んでいるときとページの位置が逆になっているのもやりにくかったです。これはWordの設定を変えると右から左にできるので対処は出来ますが、横書きの表示にも影響するので別の横書きの資料を作るときに設定を戻すのがめんどくさそうです。探せばいい方法があるのかもしれませんが。あってほしい。
また、卒業論文ではコンテンツの記載の順序も明確に定められていて、本文→注→参考文献となっています。確かに日本史の論文ではそのような順序になっているように思います。
当初はWordの機能で作った文末脚注の後に本文の記述は出来ないので文末脚注の後に参考文献を書くには文末脚注機能を使えないのかと思っていましたが、こちらはセクション区切りを使用することで脚注機能も使えるということです。よかった。。。
ただ、文末脚注だと脚注を入れるたびに文末に飛ぶので参照に手間がかかるのが難点です。自分が論文を書くときは脚注をすぐに参照できるように同一ページの脚注にしていましたが、なぜ日本史の論文は文末脚注形式なのか不思議です。
ちなみに私が目を通してきた法学系の論文は脚注と文末脚注が半々という感じなので法学の分野にも文末脚注派は結構多いようです。この辺りは掲載媒体の指定などもあるかもしれません。
文章を作る前からいろんなことに躓いてしまいましたが、これも経験ですし早めに確認しておいてよかったと思います。
とりあえず基本的な設定はできましたので、気を取り直して論文作成に励みたいと思います。草稿提出まであと3か月程度。気が付けば少しずつ期限が迫っているのでいつまでも時間があるとダラダラしないように気をつけたいと思います。