奈良大学通信教育部履修登録

歴史学徒への道、最初の一歩(履修登録)

かねてよりライフワークにしたいと思っていた歴史を体系的に学ぶために今年度から奈良大学通信教育部にて歴史関連の科目を学ぶことにしたわけですが、一般的な大学と同様にどの科目を履修するかを決めて登録することから始めます。

私は三年次編入ということで大学(学部)時代に履修した科目の単位を認められたため、専門科目のみを履修すればよいことになりました(大学又は短大卒の場合などは三年次編入が可能です)。
専門科目は必修科目と選択科目に分かれるのですが、専門科目だけでも結構な単位数が求められるため、履修する科目も多くなりました。
しかも幸か不幸か必要単位数に比べると専門科目の選択肢は必ずしも多いとは言えないので、自分があまり関心を持ってこなかった分野も履修することになりました。
まあ選択肢が多くあると自分の好きな分野ばかり履修して知識の幅があまり広がらなかった可能性もありますので、それはそれでいいような気がします。

履修する科目を決めると、それを書類に記載して大学に郵送して登録が完了します。
3週間ほどすると履修する科目のテキストが送られてきて、各科目のテキストをベースに学習を進めます。

今回履修した科目のテキストはこちら。

タイトルを見るだけでも幅広い分野にわたる学習が求められることがわかります。
歴史好き、というと戦国時代・幕末といった特定の時代、あるいはその時代に活躍した人物が好きだったり城郭や神社仏閣といった建物が好きだったりと比較的特定の内容に焦点を当てた関心であることが多いように思います。
自分もそんな感じなのですが、それらは歴史の一つの要素に過ぎないのであり体系的に歴史を理解しようとするのであれば、偉人たちが動かした歴史だけでなく、庶民の風俗や文化、世界の動きとの関連なども知っておく必要があると思います。

そんなことを言うのは簡単ですが、実際には今まで読んだことのない分野のテキスト群(軍?)に圧倒されています(汗)
正直言って古代史とか民俗学とか本読んだこと一度もないです。仏像もお寺に行って見学することはあっても詳しいことを知ろうとしたことはなかったですね。
そのため、履修したはいいけど本当にテキストを読んで理解して単位をとれるのか不安もあります。大学の通信教育って卒業率が高くないという話も耳にしますしね。。。

そうは言っても始めてしまった以上、やっぱりやめます―、なんということはできないわけで、とにかくやるしかありません。
通信教育のいいところは自分の好きなタイミングで学習できるところで、時間がかかるならそれもOKなわけです。趣味でやっているので誰かに怒られるわけでもないですしね。
学費の問題はあるのでいつまでも、とはいかないのですが。

なかなか厳しそうではありますが、これらの点を結びつけることができたら面白そうだという希望をモチベーションにとりあえずテキストを読んでみようと思います。
古文書とか今までは専門家しか読めないものだと思っていましたが、少しでも読めるようになったら博物館巡りがかなり楽しめそうですよね。

 

学習の流れ

大学の通信教育というとオンラインで授業を行うというイメージがありましたが、奈良大学通信教育部の場合、スクーリング科目を除くと授業があるのではなくテキストを読んで自習するというのが基本のようです。
もちろん教員に質問をすることは可能で、完全な独学とは異なります。Z会とかに近いイメージでしょうか(昔少しだけZ会やってたのを思い出しました。長続きしませんでしたが)。

自分でテキストを読んである程度理解ができたら、あらかじめ定められているテーマでレポートを作成します。そのレポートを提出すると担当教員が添削をしてくださるそうです。結構丁寧な添削がなされるようで、真っ赤なレポートが返ってきたらどうしようかと学習する前からビクビクしてます(笑)

レポートが一定以上の評価を得ると各教科の試験を受ける資格が与えられます。試験は奈良大学のほか全国各地の大都市にある会場で受験できます。神奈川県は小田原市…ではなく横浜が受験会場です。
そのため、試験を受けるためには横浜まで行くことになりそうです(´Д`;)

まだ履修のシステムを把握しきれていないのですが、とりあえず少しずつ学習を進める中で把握していこうと思います。多くの人が履修しているのでそこまで難しいことはないはずですし、そこは大丈夫でしょう。

学習の状況についても随時ご紹介していきたいと思いますので、是非読んでやってください!

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