東京に帰ってきて転職エージェント回りとご挨拶回りの合間に面接を受けたのですが、その会社がたまたま以前勤務していた会社の近くで、午後一番の面接だったので昔よく昼食を食べていた定食屋さんに行ってきました。
やはり和食はいいですね!
また、先日のAさん同様日本のSRI界のリーダーとして知られるKさんにもお会いすることができました。
またしても東京駅前でお刺身をごちそうになりました。ごちそうさまでした。
やはりオランダ留学のご報告と共に今後のキャリアについて相談させていただいたのですが、非常に貴重な示唆をいただきました。
頂いたお話によると環境等でCSRのリーダーとして知られている企業でも実は他の分野で対応が不十分なためSRIの観点から評価が低い(SRIのインデックスに入っていないなど)企業があり、そのような企業においてコンプライアンスの観点からビジネスのプロセスを改善することができ、結果としてCSR/SRIに関与することもできるということでした。
広報・IRも同様で、海外の投資家やSRIファンド・インデックス担当者、あるいは幅広いステイクホルダーとのコミュニケーションを通じて会社のビジネスを改善したり社会貢献策を打ち出すことでCSR/SRI、ひいては自分の将来の夢に近づくことができるとのことでした。
これらのアドバイスを受けて、今後目指すキャリアを金融フロントから広報・IR(あるいはコンプライアンス)に方向転換しました。
本当に貴重なアドバイスに感謝です。
留学前にインターンシップでお世話になったNPOにもご挨拶に伺いました。
この時には留学中にインターンシップをしていたソーシャルファイナンスの会社の方とご一緒し、引き合わせることができました。
それぞれソーシャルファイナンスに可能性を感じていて、シナジー効果もあると期待していますので、今後が楽しみです。
私も何らかの形でお手伝いできたらと思っています。
また、特に予定がなくてぶらぶらしているときにMBA予備校の先輩方やRSMで出会った方ともお会いすることができ、有意義なひとときを過ごさせていただきました。
お忙しい時にお時間を頂き、ありがたいことです。
東京を発って仙台に行く直前に前の職場に立ち寄ってご報告にあがりました。
日本橋といえば、日本を代表するあのガリバー証券。
RSMにおいて一番認知度のあった日本の金融機関です(メガバンクは教授を除いて誰も知りませんでした)。
個人的には今後日本の金融機関でグローバルに活躍する可能性が一番あるのはこの会社ではないかと思います。
ありがたいことに前職の部署の方全員にお目にかかることができ、MBA生活をプレゼン資料を使って報告することができました。
感想としては、「1年間よく遊んでたんだねー」(汗)
やはり絵になるのはパーティなどイベントごとなので、そういう感想になりがちですね。
その後は目をかけていただいている元上司と夕食に。
そちらでも色々今後のアドバイスを頂きました。
親とも今後について話すのですが、キャリアについていただくアドバイスは大きく分けて二通りです。
一つは、留学したことを活かして、自分の道を進むべきであるというもの。
もう一つは、とにかく安定した会社(特に投信会社)に就職して、安定した雇用の恩恵を受けるべき、というもの。
こうしたアドバイスを受けると、その人の仕事感がよく反映されているように思います。
前者は仕事を自分の自己実現の一部と捉えていて、後者は仕事を生活のための手段として捉えている傾向があるのだと思います。
親も含め仕事において成功してきた方々であり、どちらの考え方も理にかなっていますし、決して優劣を問う訳ではありませんが、私の仕事観は前者に近くやはり自分の夢を追っていきたいと思います。
こうして多くの方とお会いしてご声援・アドバイスを頂き無事に仙台に帰ってくることができました。そして、留学生活も完全に幕を閉じることになりました。
ご挨拶していると本当に多くの方に見守られ、応援されていたのだということを感じます。ここに改めてお礼申し上げたいと思います。
次は自分の仕事を見つけてご報告のご挨拶をしたいものですね。
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