気がつけばもう3月。
留学前より企画が進んでいた写真展も無事にスタートし、すごく気が楽になっています。
・・・が、1学期の期末試験が翌週に迫っています。
今まで勉強をあまりしていなかったので、この1週間は必死に勉強して、なんとか試験をクリアし、楽しい春休みを迎えたいところです。
幸い、ほとんどの科目は期末試験だけではなく、チームの課題なども評価対象になっていて、チームメイトの頑張りのおかげである程度点数が確保できているので、しっかり勉強すれば何とかなると信じています。
ただ、Management Accounting(会計)だけはほとんど試験による評価で、しかも昔から会計学は苦手なので少々不安です。
幸いチームに会計のプロがいますので、助けを借りつつ頑張ります。
さて、試験直前ということでチームでも勉強会を開いて、協力して試験をクリアしようとしています。
最近フリーライダー気味だったので、何とかチームに貢献したいと思っていたところ、Organizational Behaviorの科目で、試験に出るケースが公表されました。
そして、それがなんと日本の会社がテーマで、しかも日本の文化・国民性に直結する内容。
これはチームに貢献する絶好のチャンス!
ということで、今日の読み合わせに備えてじっくりケースを読んで、参考となる情報も仕入れていよいよミーティング。
やるぞーー!と思ったら、「今日はまず会計ね!」
若干拍子抜けでしたが、会計は一番勉強しなければならない教科で、他のメンバーも不安があるようで、当然異存なくまずは会計。
今日は基本的なことだから、なんて思っていたら、基本的なところについても理解できてない部分があり、しっかり叩き込まれました。
大学で勉強し、証券アナリスト試験で、さらにはMBA直前にも勉強し、それでも会計がほとんど身に付いていないということは、本当に会計とは相性が悪いのかもしれません。
幸いMBA受験などを通じて会計士の知人が多くいますので、将来は何かあれば彼らに頼ろうと思っています(笑)
ちなみにクラスメイトにも会計バックグラウンドの人が多いです。
で、会計の勉強が終わっていよいよOB。出番です。
事前に「今回のケースはまさに自分のことだし、大いに貢献するから」とアピールしていたこともあって、チームメイトも積極的にこちらの話を聞いてくれますし、こちらもとことん話します。
最近チームミーティングで貝になったように何も話さず、自分の存在価値に疑問を感じていたのが嘘のように話します。
ケースのことだけではなく、関連する面白そうな情報はとにかく話して、日本のことやその会社のことをたくさん知ってもらうように努めました。
幸いチームメイトも日本社会・文化などについて関心を持ってくれて、楽しくディスカッションをすることができました。
そして不思議なことに、こういうときは言葉も結構スラスラ出ますし、人の話すことも普段より理解できたりします。
結局のところ、英会話やディスカッションは気の持ちようや準備の度合、あるいはその内容によって出来不出来が変わってくるのだから、出来ないときにあまり落胆するのではなく、できるだけ自分がうまく話せるシチュエーションにして話せばいい、また話せないときもあるけど、そういうときばかりじゃないと考えればいいのだと思うようになりました(もちろん改善の努力は必要ですが)。
また、ディスカッションはその場で終了するものばかりでもありませんから、Facebookなどで追加の情報提供や提案などをすることも立派なコミットメントだと思います。
授業ではリスニングがまだまだですし、統計など複雑な内容ではチームのミーティングにも全くついていけず若干の絶望感を感じていましたが、まだまだ自分も捨てたものではないし、やりようによっては自分なりの価値を出すことができるということを知ることができて本当によかったです。
同時に、日頃から話すことが出来る話題作りに努めることが大事、ということを改めて知る機会になりました。
最後のケースに日本のテーマを選んでいただいたOBの教授に感謝!
ちなみにこの教授はRSMの名物教授でもあり、授業はいつも明るい雰囲気に包まれています。
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