結構内輪ネタかもしれませんが、備忘のための書いておきます。
先日、留学先のRotterdam School of Managementの学長が代わりました。
その方は、いろんなところで教鞭をとっていた経験があるのですが、そのうちの一校にトゥウェンテ大学という大学がありました。
聞きなれない名前なのですが、なぜか気になったので調べてみました。
Wikipedia によると、トゥウェンテ大学はオランダの公立大学で、元々は技術系の大学だったそうです。
オランダ北東部のヘンスヘーデにあり、ドイツとも近いです。
特徴的なのは、校訓が「起業家大学」であること。技術系の学校ということとも関係するのでしょうが、多くの企業がこの大学から輩出されているようです。
自分も将来起業を希望し、RSM、あるいは交換留学先の学校などでも起業について学ぶことはあると思いますが、やはり実践に勝る経験はないと思いますので、機会があればこちらの学校にもお邪魔してお話を聞いたりできればと思っています。
こういう動きは自分の語学力などに左右されますので、早めにしっかりとした語学力を身に付けておきたいものです。
日本でも起業がもてはやされる割にはこういう教育機関はない気がします。
行政の方でも起業の支援はリスクが大きいので腰が引ける、という傾向を耳にしたことがありますし。
起業にはリスクが伴うのは当然ですが、一方で新しいものが生まれる可能性でもあるのですから、是非財政面・制度面、そして人材供給の面で行政や企業、教育機関の尽力を期待したいところです。
例えば、これらの関係者が協力して、日本の経済・経営学部でもMBAのようなプロジェクト教育ができたら面白いと思うのですが。