使いにくい人材こそ、採用したい人材

かねてより関心を持っている企業の一つに、ベンチャー生保として知られるライフネット生命があります。

生命保険業界の第一人者である出口社長と、若手ビジネスマンとして知られる岩瀬副社長が立ち上げた会社ですが、ベンチャーだけあってウェブサイトもフランク。

社員も会社のブログをよく更新していて、みなさんこの会社を愛しているんだということがよく伝わってきます。

そのブログの中にこんな記事 がありました。

社長はよく、「使いにくい人材こそ、採用したい人材」と言っている。

当社の人間はみな使いにくい人材。

でも、使いにくい人が集まるということは、自分の頭で考えることにつながり、それが成長力の源泉となる。

ゆえに、使いにくい人材を集めるのだ、と。

正直な話、僕自身は会社で常にいい人であろうとしています。

どんな話も笑顔で聞く。

どんな時も謙虚で丁寧に対応。

依頼事はとにかくへりくだって、腰を低くお願い。それがたとえルール上の業務であっても。

電話はすぐにとり、ほんわかした声で、かつスマートに取り次ぐ。

とにかく、周りの人にストレスを与えず、いわば立派な生け花になろうとしていました。

周りの人もそういう風にしてくれれば、会社全体がストレスレスになるのに、と思いながら。

ですから、将来自分が仕事をするときも、できるなら気の合う人間と仕事をしたいと思っていました。

どうせストレスだらけの荒波に乗り出すなら、せめて気の合う人間とタッグを組みたい。

でも、出口社長に言わせれば、それは全く見当違いということになります。

社内にも使いにくい人間を集めることで、それを成長力につなげる。

ブログに書いてある通りの人ばかり集まると、僕みたいな人間はストレスで一気に潰れそうです。

でも、それではいけない。大企業で生きるならまだしも、荒波に乗り出そうとするなら、社内でも摩擦を恐れてはいけない。

何度か書いた通り、できるなら将来自分で事業を立ち上げたいと思っています。

そんな自分にこの内容は強烈な喝でした。

少しでも甘さを持つとすぐに飲み込まれてしまう現場に立とうとしていること、そしてそのための強さが全然足りないことを思い知らされました。

自分の生き方が悪いとは思いません。しかし、摩擦から逃げてはいけないのも確かです。

まだ下っ端の立場なので、どういう組織が活力を生み出していくのか、ということが実感としてわきませんが、留学を通じて異文化交流をする中で、自分なりの強さや組織観を養いたいと思います。

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使いにくい人材こそ、採用したい人材 への3件のフィードバック

  1. yosuke のコメント:

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    いつも、楽しくブログを拝見しています。
    志が高く、尊敬の念を持って読ませていただいています。
    よろしければ、メールでもしませんか。
    viayos25@gmail.comです。
    よろしくお願いします。

  2. ゆーけー のコメント:

    SECRET: 0
    PASS:
    >yosukeさん
    当ブログについてお褒めにあずかり光栄です。
    職場ではいつも小さくなってますけど(汗)
    メールをお送りさせていただきました(長文失礼しました)。
    今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

  3. ゆーけー のコメント:

    SECRET: 0
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    >yosukeさん
    当ブログについてお褒めにあずかり光栄です。
    職場ではいつも小さくなってますけど(汗)
    メールをお送りさせていただきました(長文失礼しました)。
    今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

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