マイクロファイナンス

今日の英語のお題はマイクロファイナンス

グラミン銀行で有名になった言葉ですが、端的に言うと、信用力の弱い層に対し小口の融資を行い、小さいビジネスを支援することで少しずつ顧客のエンパワーメントを進めていくという金融手法です。

マイクロファイナンスの特徴として、あまり担保(collateral)に頼らないという点が挙げられます。

担保に出せるようなものをほとんど持っていない層への与信が中心なのですから当然のことですが、融資もかなり小口です。最初は小さな額ですが、支払をしっかり行い、信用履歴を重ねることで少しずつ融資の規模も大きくなっていくそうです。

また、マイクロファイナンスのポリシーとして、大きな額を少数の人間に貸すのではなく、小口の融資を多くの人に行うことで、多くの志を支援し、多くの人を幸せにする、ということがあるという話もありました。

一方、マイクロファイナンスが機能しない状況としては、借り手が支払の予定を守る気がなかったり、その能力がない状況があるといいます。

これも当然のことであり、だからこそ借り手を見極めたり、グループで与信をしたりすることが必要なのでしょう。

マイクロファイナンス機関(MFIs)には大きなものもあり、そのようなマイクロファイナンス機関は資本調達も多様で、PE(Private Equity)からも出資を受けていることがあるそうです。

PEって儲かる企業や産業にしか投資しないと思うけど、マイクロファイナンスはPEに投資されるほど利益が出ているの?と質問していると、マイクロファイナンス機関は巨大で、顧客もたくさんいるので、利益も出ているし、資本調達も容易にできるのだと教えてもらいました。

将来の希望としてPEもありますが、こういう仕事を通じて社会貢献に関わっていくのは本当にやりがいがありそうです。

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