先日、日本振興銀行の木村元会長はじめ経営陣が逮捕されたとの報道がありました。
金融庁の検査忌避が原因とのことです。
日本振興銀行はかつてから面白いビジネスモデル、経営方針だと思って注目してきただけに、このようなことになったのは非常に残念です。
また、木村氏個人についてもいくつかの著書を拝見して勉強させていただきましたし、金融コンプライアンスの専門家としてもこれから勉強させていただきたかっただけに残念です。
コンプライアンスに関する勉強をしていて特に思うことですが、平素からコンプライアンスを徹底させるのは手間ですが、業績が厳しいときにコンプライアンスを徹底させるのは、さらに至難の業です。
とはいえ、日本振興銀行は数多の中小企業と存続していくと信じていますので、その行く末を見続けていこうと思います。