貧困からの脱却

昨日の英語のお題は「アジアの貧困の緩和について」。

容易に想像がつくことですが、今般の経済危機は、貧困層・貧困国にも大きなしわ寄せがありました。

国連・アジア開発銀行によると、2009年には1700万人の人が貧困層(incomes less than 1.25 dollars a day)になったほか、2010年にはさらに400万人が貧困層になると予想されているそうです。

特に女性は、読み書きができない、低賃金、解雇しやすい労働形態である場合が多いため、特に影響があったそうです。

個のテーマについて話しているうちに、どのような解決策があるか、という話になったので、以下の通り回答。

「最近、通勤途上で見かけるホームレスの人の数が増えてきたように、日本でも経済危機の影響は大きく、アジアの国々で影響が多くの人にあったのは確かだと思う。

解決策としては、貧困地域へのインフラ整備が必要である。貧困地域へのインフラ整備はそれ自体が高成長(高利益率)が期待できるだけでなく、社会の安定にも必要である。

また、インフラ整備だけでなく、人々をよりクリエイティブにしたり、学校を整備したり、IT技術を教えるなど、教育・職業訓練を整備することが求められる。事実、(授業の時点で)我々は今、インターネットが使えるだけでこの事業ができている。」

ここでは、アジアの貧困国の話題でしたが、日本にとっても他人事ではありません。

労働集約的産業が発展途上国に流出していく以上、職業訓練などで別の付加価値を生み出す能力を身につける機会の提供が、今後の雇用対策として重要だと思います。

この点、職業訓練給付金の引き上げを求めたいです。

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