この数日で、アニメ「ロミオの青い空」を全部通して観ました。
テレビの前でじっとしているのは苦手なのですが、今回ばかりは何時間座っていても平気でした。
文字通り、テレビにかじりついている感じです。
細かいことは書きませんが、この歳になってもまた泣きました。
もちろん、ロミオとアルフレドや他の仲間たちとの友情に感動したのは言うまでもないですし、ロミオのキャリア形成の過程で参考になることもありましたが、改めて思ったのは、「字が読めて、自由に学べるというのは素晴らしいこと」だということ。
幸いにしてロミオは出会いに恵まれ、字を読み、いろいろなことを学ぶ機会を得ることになりますし、我々日本人もほとんどの人間が字を読め、本なり漫画なり、そしてこのブログを読むことができます。
その中で多くのことを学んだり、いろいろな人に出会ったりすることができます。
しかし、世界の、特に途上国の識字率は依然として低く、また政情が不安定で自由に学ぶことができない国は多い状態です(アニメの最後にも触れられています)。無論、人身売買の問題とてなくなったわけではありません。
そんなことを考え、ロミオやアルフレドたちの境遇に思いを致すと、日本もピンチだとか騒がれていますが、希望を捨てる必要は全然ないのだと諭される思いです。
やはり、日本で生活できるということはそれだけでも大変恵まれているのだと思います。
そして、ロミオやアルフレドが自分たちの夢や希望 -誰もが平等で自由な世界- を聞くにつけ、社会起業家精神がわいてくるような気がします。
あまりにも感動したので、英語の授業でもこのアニメについて語りました。
すると、なんとフィリピンでもロミオの青い空(Romeo and the black brothers)は放送されて知っているとのこと。
しかも、タガログ語での放送だったそうです。
日本政府もアニメ産業に力を入れているから、これからもっと世界中に輸出されるかも、と言っておきました。
この感動を世界中の人と分かち合えるなんて、とても幸せなことですね。
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