もしも無人島に本を一冊だけ持っていくなら・・・
どのくらいの期間いるかにもよりますが、難しくて読むのに時間がかかりそう&深くて実のある本、ということになるでしょうか。
とはいえ、宗教や哲学関係の本は読むのが苦手です。経済(学)関係は無人島で読むのはむなしい・・・。
したがって、持っていくとなると、歴史関係又は中国の思想関係の本になるでしょうか。
『孫子』や『論語』、『十八史略』やブローデルの『地中海』(図書館でパラ見したらおもしろそうでした)などがいいかもしれません。
ただ、『地中海』は分厚い本数冊にまたがっているので、条件は満たさないかも。
三国時代・魏の董遇の言葉に『読書百篇義自ずから見(あら)わる』というものがあります。
すなわち、本を百回読めば、著者の言いたいことが自然と分かってくるということです。
常々やってみたいとおもっていたこの言葉、無人島で時間を自由に使えるなら是非実践したいと思います。
また、董遇は『読書三余』という言葉も遺しています。読書の時間は、やることのない夜・冬・雨のときにとればいい、という意味です。
これはよく社会人の自己啓発について言われることですが、時間は作ろうと思えばいくらでも作れるということでしょう。
無人島とまではいきませんが、GWには読書の時間を思い切り満喫したいと思います。