昨日の英語では、今般アメリカで開催された核安全保障サミットでした。
アメリカに主要核保有国や日本のような非保有国が集まった核の安全保障について議論したとのこと。
その場で日本も資金提供を含む貢献を表明したそうですが、「これについてどう思う?」と聞かれたので、
「日本の国際貢献は結構だが、日本はおカネだけしか提供しないと批判されることがよくある。IAEAの事務局長は日本人だし、日本には原子力の利用に関する知識や技術があるのだから、IAEAとの提携やソフト面での貢献に注力すべきだ。また、日本の輸出管理能力は非常に高く、これらも活用すべき」と答えました。
また、インドやパキスタンが核拡散防止条約を批准しないことについては、「不拡散は大事だが、インドやパキスタンの言い分もわかる。核を保有しているP5が他の国に捨てろというのは矛盾している。彼らも核兵器を放棄するのが公平だ。その意味で、ゴールは遠いが今般の米ロの核軍縮条約はゴールへの第一歩となるだろう」と答えました。
今後の展開に要注目ですね。