9月15日に、米国証券大手のリーマン・ブラザーズ社が経営破綻しました。日本の民事再生法にあたる連邦破産法第11条の適用を裁判所に求めたようです。
また、同じく証券大手のメリルリンチは大手銀行のバンク・オブ・アメリカに救済合併されたとのこと。
日本においても金融庁が、リーマン・ブラザーズ日本法人に対して、休日にも関わらず、資産保全命令・業務停止命令を発しています。
これらを受けて、ドルや原油価格が急騰しています。
また、日本の金融機関が1700億円の融資をリーマン・ブラザーズに行っていることも判明しました。
額としては、そこまで大きくない、と言えるかもしれませんが(小さくもないですが)、ほかにも債権があるのでは、という懸念が広がれば、日本の金融株などの動向も懸念されます。
週明けに日本市場に何が待っているのか。
16日は波乱の一日になりそうな予感です。