信長の野望DS

最近、ニンテンドーDSの「信長の野望DS」にはまっています。

信長の野望・三國志シリーズはかなり好きなのですが、特にこの「信長の野望DS(烈風伝)」は面白いです。

二次元で行う内政(単に数値を上げるだけでなく、シムシティ的要素が加わった)、状況によって戦闘規模、陣形の活用、新武将システム、等々。

が、何より素晴らしいのは、その難易度。

最終シナリオ「小田原征伐」で、北条氏政or伊達政宗でプレイするのが醍醐味です。

圧倒的すぎる力を持って悠々と攻めてくる豊臣軍に、技術の限りを尽くして迎え撃つ。

余裕なんてほとんどできません。

攻めてくる大将は超一級の武将ばかりで、限られた武将・資源を活用して、いかに効率よく戦うか。

信長の野望シリーズのすべてのシナリオの中で、最も頭と気力を使うと思います。

(項羽と劉邦の戦いを舞台にした「項劉記」の「垓下の戦い」シナリオの項羽、三國志Ⅴの「黄巾と南漢」シナリオの新君主なども厳しいですが、前者は項羽の圧倒的な強さ、後者は同盟が可能なのでしのげます。「小田原」シナリオは、圧倒的な戦力を誇る豊臣家と同盟が望み薄なほか、佐竹・最上などの敵対勢力も厄介なので、かなり苦しいです)

信長の野望シリーズで、難易度に物足りなさを感じている人にはオススメです。

ちなみに、小田原征伐前後の史実の紹介。

1582年に天下統一を目前にして明智光秀に殺害された織田信長の後継として天下統一を進めた豊臣秀吉は、徳川家康、上杉景勝などの勢力を臣下にし、1587年には九州の大勢力・島津氏も降伏させ、関東・東北以外の地を平定しました。

その後、北条氏や東北の諸大名にも帰服するように呼びかけましたが、北条氏は応ずることなく、豊臣配下の真田家と所領を争い紛争を起こし、ついに小田原征伐(小田原の役)が勃発します。

各地で善戦する城もありながら、圧倒的に押される北条家。豊臣家の力をまざまざと見せつけられ、次々と起伏する東北の諸大名。状況を見極めようとする伊達家。

結局、北条氏は滅亡、伊達家は帰服が遅かったため、一部所領を没収となりました。

実際はゲームほど圧倒的な資源の差はなかったようですが、それにしても、こんな圧倒的な資源と人材を持った勢力によく対抗しようと思ったなあ、とゲームをしていて感じます。

常に視点を大局的なところにおいて状況判断していかなければいけないですね。

特に、北条氏政についてもよく批判されるところですが、環境が大きく変わっている場合は、特に大局的な目線を持つことが求められることになるので。

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