竹島教育

中学生用の学習指導要領に竹島に関する記載がされることになりそうです。

一応、韓国にも一定の配慮をしたそうですが、韓国側は反発し、大使召還も検討しているそうです。

不当占拠した上に、国際司法裁判所で決着をつけようとしても拒否するのに、なんという態度!と思わなくもないですが、はて、我々はどれほど竹島のことを知っているでしょうか。

島根県の北部にある、韓国側が不当占拠している、くらいの認識はありますが、我が国がどのような根拠に基づき、竹島を領土と主張しているか、あるいは韓国側の主張は何か、ということをほとんど知らないのではないでしょうか。

少なくとも私はあまり知りません。関心が出る都度、外務省のホームページ等で確認はしますが、その程度です。

一方、韓国。韓国ではどのような教育がなされているのかはわかりませんが、竹島に教育上も大変な関心を持っていることは間違いないようです。

少なくとも、自国の主張についてある程度の認識はあるのでしょう。

こういう問題で大切なことは、当事者間の対話は勿論、国際社会の世論を味方につけることだと思うのですが、日本人は英語が苦手で、かつ自己主張も苦手。しかも竹島についての認識があまりない(と思っています)。

一方、韓国人も英語は苦手との話を聞いたりしますが、自己主張は強いし、竹島についての認識も日本人より持っている。

先日、米国の新聞に韓国の民間人が「独島(竹島)は韓国の領土だ!」という内容の広告を出したらしいですが、その是非はさておき、こういう自己主張を一方的にされていたら、日本人以上に認識のない第三者は「竹島(独島)は韓国の領土なの?」と考えてしまうような気がします。

一度国際社会の認識が定着するとそれを覆すには大変な労力が必要だと思います。

長文になりましたが、私を含め、日本人はもっと(領土問題に限らず、ビジネスでも)国際社会に訴えるコンテンツ、ツール、積極性を持たなければ、と思った次第です。

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