朝日新聞が発行している「Asahi Weekly」の中に、英国の高校生がその生活を紹介するコーナーがあるのですが、そこに英国の高校のチャリティ活動のことが書かれていました。
記事曰く、その高校生の学校ではチャリティ活動が重要な位置を占めていて、地元のホスピスなどに寄付されているようです。寄付が何に使われているのかを報告されるのが楽しいらしいです。
また、一定額の募金をすると、制服を着なくてもいい日があって、そういう日はみんな面白い格好をして登校するらしいです。
はたまた、ギャップイヤー(gap year:高校と大学の間に見聞を広めるために一定期間職業訓練やボランティア活動をする制度)でアフリカの貧しい子供たちに勉強を教える計画を立てて、その計画のために手作りケーキを販売している生徒もいるようです。
自分の高校時代と比べて、何と社会に目を向けていることか、と大変感心しました。
また、そのチャリティを応援する雰囲気が学校や社会にあることにも関心を持ちました。
最近、企業ではCSRの名のもとに社会へ目を向ける機会が多くなっていますが、学校でももっと社会に目を向ける機会を作っては、と思いました。
特に学校というのは、地域社会との助け合いの上で機能するものでしょうから。