塩野七生氏の「ローマ人の物語」シリーズを読み続けています。
第二次ポエニ戦役でカルタゴの武将・ハンニバルがローマを圧倒しています。
しかし、こんなに強いハンニバルもローマのシステムの前にいつかは屈するのか、と思うと、やはりシステムというのは強いと思わざるを得ません。
今、融通が利かない、仕事が遅いなど官僚制に対する批判が高まっていますが、個々の改善の余地はあるとはいえ、やはり官僚制を生み出した歴史というのはすごいし、大きな組織を運営するには官僚制をベースにしなければならないと改めて感じました。
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