6月14日の世界献血デーに合わせて、サウジアラビア政府が世界中の同国留学生に各地で献血するように呼び掛けているようです。
これ自体、素晴らしい精神なのですが、話には続きがあります。
日本においては、一定の時期に英国に行った人は献血ができないようになっています。
サウジアラビアでは日本人に比べて英国に行く人が多いので、該当者が多く、献血が難しいため、代替策として、日本人に大使館で献血を受付けて、協力した人には同国のごちそうをふるまってくれるようです。
このキャンペーンで関心をひかれたのが、同国のごちそう、というところ。
見返りがあっていいよね、という話ではなく、献血キャンペーンと同国の文化の認知を高めることを連動させているというアイディアが面白い。
グローバル化が進む中で、世界中に自国への理解を深めてもらうことは非常に重要です。
特に献血という好感が持てるイベントとコラボして、良い印象を与えやすい状況を生み出すというのは戦略として優れたものだと思います。
日本もODAをはじめ、世界で貢献しているのだから、こういうコラボで世界中に味方を作っていくという戦略が求められると思います。
まあ、まずはODAをクリーンにすることが必要ですが。
ちなみに、同日帰省するのでこのキャンペーンには参加できません
またこういう機会を作ってほしいです。