相次ぐシステム障害をうけて、金融庁が金融機関に再点検を促しているようです。
確かに、最近、信金中金や三菱東京UFJ銀行など、いろいろ記憶に新しいので確かにしっかり点検したほうがいいかも、と思います。
以前、PASMOに不具合が生じたときにテレビで見たのですが、PASMOには7億5千万くらいの命令が組み込まれていて、そのうちのたった一つが間違っただけで異常事態が発生してしまったとか。
全国の信金のシステムをつないでいる信金中金は言うまでもなく、銀行なども最近は他社とのATM提携などが進んでいるため、プログラムの数はきっと膨大になっていることでしょう。
一方、SEの労働環境は決して万全ではなく、この状況で十分なテストは難しいのかもしれません。
膨大なプログラムの中で、「,」と「.」が間違えてても見つからなくたって不思議でないし。
ちなみに携帯電話にも200万くらいのプログラムが組み込まれているそうです。
もしかしたら、通常行われていることかもしれませんが、システム発足時にはある程度主要な事象について点検を行い、その後段階的にプログラムの点検を回していくという方法が無理がないように思えます。
今回の再点検において、各金融機関はどのように対応するのかすごく関心があります。