イチロー、10年連続200安打達成!!

マリナーズのイチロー選手が、大リーグ初の10年連続200安打を達成しましたね。

1シーズンでも200安打を打つのは至難の業だと思いますが、それを10年間続けるというのは想像できません。

10年間大きなスランプもなければケガもしないということは、体のケアも心のケアもしたうえで、常に研究を重ねていること言うことなのでしょう。

阪神の金本選手も同じですが、継続するということは本当に難しいし、偉大なことだと思います。

それこそが10年「連続」200安打の価値ではないでしょうか。

ここで一凡人がつらつらコメントをつづるのも恐縮なのでこれくらいにしておきますが、本当にイチロー選手におめでとうございますと言いたいです。

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海猿 The Last Message

映画「海猿」の第三弾、「海猿 The Last Message 」を見てきました。

第一弾は、主人公・仙崎が潜水士になるまでの訓練の様子とその過程でバディ(相棒)の大切さを学ぶ様子が、第二弾では、沈みゆく客船の中でバディの吉岡や恋人の環菜とのきずなを確認する様子が描かれています。

そして、第三弾は日本・韓国・ロシアが絡んだ国家プロジェクトである巨大プラントでの事故が舞台です。

その中で、妻子ができた仙崎の家族に対する思いや、経験が浅く、自身がない若手潜水士の成長の過程が描かれます。

最初に感じたことは、巨大プラントはすごい!!ということです。

単純にその大きさと複雑さに感動です。

そして、妻子を持った仙崎の仕事観の変化も見どころだと思います。

やはり守るべきものができると、良くも悪くも物事の見方・感じ方が変わるようです。

もちろん、バディや同僚、その他の関係者とのきずなも大事な要素です。

心から信頼し合える仲間って本当にいいなといつも思います。

ちなみに、今回の撮影には、海洋プラント大手の三井海洋開発が協力していたようです。

以前HPを見たことがあって、漠然とした憧れがあった会社なのですが、せっかくの機会ということでちょっとページを見てみると、この会社に関する記事が載っていました。

その中で、日本の工学が経済学と同じく、臨床部分を軽視する傾向があり、その結果現場との乖離が見られるようになっている、ということでした。

日本の学生にとって、大学院とは研究者養成のための組織ですが、例えばアメリカでは研究者向けの大学院とともに実務者向けの大学院(MBAやロースクールなど)も存在し、学問と現場の乖離が小さく、また実務者のレベルを向上するための教育がシステム化されています。

企業活動で言えば、経済のグローバル化が進んだり、自由化が進む中で、個々人や個社のこれまでの経験や勘だけでは円滑に事業を進められないケースも多々あると思われる中で、ビジネスの共通言語を習得するという意味でも、システム化された実務者教育は不可欠だと思います。

無論、ビジネスに限らず、現場力を効率的に向上させるためにも、システム化された実務者教育は必要でしょう。

海猿とは関係ないですが、ちょっと考えたことですのでついでに記載しておきました。

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アルマゲドン

今更の感もありますが、映画「アルマゲドン」を見ました。

1998年の映画ですが、前年にはタイタニックが大ヒットするなど、この時期の映画は非常に印象に残っています。

ご存じのとおり、地球外から巨大な隕石が墜落する危機に直面し、地球最高峰の掘削のプロをその隕石に着陸させ、爆破させることにより地球への激突を回避する-というストーリーです。

何回か見たことがあるので、大まかなストーリーは知っていたのですが、改めてドキドキしながら見てしまいました。

10年前とはいいながら、その映像技術はもちろん、宇宙に対する想像力がすごいと感じました。

アバターとは違い、未知のものにぶつかっていく、という感じですね。

急展開で進んだ巨大プロジェクトのため、計画通りにはなかなか進まないのですが、いろいろな要素がいいところで絡み合ってきて、思わずおおっ!!と引き込まれていきました。

短い真剣勝負のプロジェクトの中で、悲喜こもごもの人間模様が繰り広げられ、各人のキャラクターが個性的であることもあり、その様子も面白いです。

そして、クライマックスのシーン。

展開は知っていましたが、思わず涙が出てきました。

なんか、泣かせるのがうまいです。

普段、泣かせようとする展開ではあまり泣かないのですが、不覚にもジーンとなってしまいました。

こうしてみると、アメリカのカウボーイの精神も、イギリスの紳士の精神も、日本の和の心や武士道の精神も、何か通じるものがありますね。

世界中が泣くわけですから、やはりみんな同じ人間なんだと思います。

映画をじーっと見ているのは苦手なのですが、これはずっと見ていました。

もしリメイクする機会があれば、是非3D化してほしいですね。絶対見ます。

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悔しい~!!

今日も仕事が終わり、明日はお休みだ♪と家路につこうとすると・・・

やはり好事魔多し。

どこからともなく声が。

Excuse me.

英語だ~!

英語脳じゃないのに!

でも仕方ない。受けますよ。

Yes, what?

で、要件を聞くと、某所までの行き方を教えてくれと言われました。

まあ、行き方自体は、○○駅に行って、○×線に乗ればいいよ、というだけのことなのですが、言葉がなかなか出てこない。

結局、たどたどしい英語でなんとか説明し、わかってもらえたようですが、日頃の英会話の成果が出ず、がっくりでした。

あまりに悔しいので、英会話の授業でその話をすると、自分もいきなり話しかけられると動揺するし、言葉がなかなか出ないよ、と励まされました。ちょっと救われました。

確かに、授業だとそれなりに流暢に話せるんですよね。場慣れしてきたからかも。

なんて言っているうちに週末はIELTSの試験。

気を取り直して勉強だ~!!

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クラスター爆弾関連企業への投融資

今日、たまたま社会的金融に関する関連記事を読んでいて、7月末にメガバンクがクラスター爆弾関連企業への投融資を禁じることを決めたということを思い出しました。

本件についてはメガバンクのほか、投資信託大手の大和証券投資信託委託も問題になっていたようですが、同様にアクティブファンドについては投資を控える模様です。

もちろん、銀行には銀行の、投信には投信の理屈があって、単純に悪いことは禁止、というわけにはいかないということも想像できますが、やはりこういうことはできるだけ早く、世界の潮流を読んで、あるいはその潮流を作るつもりで動けないのかな、と思います。

例えば、SRI(社会的責任投資)についても、常に受託者責任との関連が議論になります。

社会的な側面から投資を判断することは、経済性を損ない、ひいては投資家の利益を損なっているのではないか、という議論です。

この点については、社会性を判断に含めない場合の投資収益と同等の投資成果が期待できるのあれば、受託者責任に反しない、という判断があるそうです。

また、クラスター爆弾専業の企業ならともかく、多角化している企業ならクラスター爆弾と同時に、素晴らしい製品を作っていることもあるでしょう。

そうした会社に資金を提供しないのは、かえってよくないのではないか、という意見もあるでしょう。

しかしながら、顧客満足度を最大化させるために、法が許容しているからと言って、また、他に有用なものを作っているからといって、人類に惨禍をもたらすと思われる企業を支援することは本当に正しいのでしょうか。

また、投資家・顧客満足は、人類満足以上に優先すべきことなのでしょうか。

もちろん、投資も経営も慈善事業ではありませんので、経済成果を追求すべきであるのは当然です。

しかし、それらは我々の世界や社会の安定と持続可能性の上に成り立つものであるのも言うまでもありません。

外野から言っているだけの批評家は楽だよ、という批判を受けるのは承知の上で言わせていただくなら、条約や法律ができる前に自らその社会的意義を問い、積極的に動いてほしかったと思います。

少なくとも、僕なら微々たる額ですが、そのような銀行にお金を預けます。

戦争がなくならないのは、武器がなくならないからとも言え、武器がなくならないのはそのための資金があるから、ということを考えると、戦争が存在する責任の一端を金融機関が担っているともいえるのではないでしょうか。

そう考えると、やはり金融機関のスクリーニング基準の整備の意義は大きいと改めて思いました。

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臓器移植(transplants)

今日の英語のテーマは、臓器提供transplantsorgan donation)でした。

先般法改正がなされたことで、人が脳死した場合、本人の事前の同意がなくても家族の同意があれば臓器提供ができることになっていますが、そのことについて話しました。

家族が脳死した場合、その臓器を提供することに同意できるかと聞かれましたが、正直難しい問題ですよね。

お医者さんはもう生き返ることはないというでしょうけど、やはり諦めきれるものではないと思います。

せめて本人の意思でもあれば踏ん切りもつくででしょうが、そのようなものがなければ、やはり割り切れないだろうと思います。

また、自分自身が提供を受ける立場だとして、他人の臓器を受け入れられるかという点については、「自分はまだNo thank youだ。なぜなら、自分はまだ脳死した場合の臓器提供について意思表示をしておらず、そのような自分が脳死した人から臓器を頂く資格はなく、将来意思表示をした時点でいただきたい」と答えました。

この点について、講師からはフィリピンの献血制度も「give and take」のコンセプトで成り立っており、献血をするとID登録ができ、将来優先的に輸血を受けることができるようになっている、という話がありました。

もちろん議論はあるところでしょうが、面白いしある意味公平な制度だと思います。

ちなみに、テキストでは臓器を摘出することを「harvest(収穫する)」と表現していました。

organもcropと同じような表現なんだと少し驚きました。

ネイティブではないのではっきりとは言えませんが、あまり当事者の前では使わないほうがいいかも、などと考えてしまいました。

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