今日はMBA二つ目の難関・GMATの本番でした(最初はIELTS/TOEFL)。
13時に試験開始ということで、今日は有給休暇を取りました。
土曜日の受験もできるのですが、IELTSと重なってたり、すでに予約がいっぱいだったりしてなかなか取れず、かといって遅らせていると出願スケジュールも後ろに伸びてしまうので、思い切って平日に受験することにしました。平日に休むと気持ちも楽ですし。
ということで今日は休日だったので、心身を休めるために、昨日は早めに就寝。今朝はばっちり目が覚めました。
そして、試験前の最終チェック。
AWAのテンプレート、Mathの用語、そしてSCの基本的事項について一通り目を通しました。
出発直前に、GMATの勉強でお世話になっている濱口塾の濱口塾長に連絡。
prepの点数低いんだから(540)、変な期待をせずに試験慣れするために受験しておいで、とのこと。
prepの点数より高く出ることはめったにないから、と。
他の方にもそんなことを言われたことがあったので、まあそうだろうな、とあまり気負わずリラックスして受験することにしました。
あと、前半のAWA・Mathで体力を温存し、後半のVerbalで力を出し尽くすことも大事ということでした。
また、いつもお世話になっている方(GMAT高得点保有)の「GMATの心構え 」についても何度も読み返しました。気負い過ぎてガチガチになった心を楽にしてくれる珠玉の文章です。
試験会場はチェックしているものの、現地で迷ったりするのも怖いので、早めに出発。
会場近くのプロントで軽くお昼。パスタを食べながらAWAのテンプレートとSCのポイント確認をしていました。
お昼が終わり、会場入りする前にコンビニでドリンクとスナックの購入。
GMATでは科目が終わるごとに小休止をとることができ、その間にエネルギー補給をすることが重要とされています。
アプリカント仲間の方 には、レッドブル がいいよ、と言われて探したのですが、結局見つからず飲むことはできませんでした。今度見かけたらぜひ購入してみようと思います。
さて、ついに会場入り。本人確認のパスポートを見せ、静脈登録、写真撮影をした後、試験を受けるPCの前に。
防音のためのヘッドセットが席においてあり、また希望者には耳栓も貸し出していました。
ヘッドセットは大きくて頭が重くなりそうだったので、耳栓を借りました。
ちなみにPCには撮影した自分の写真が出ていたのですが、映りが悪くて(被写体が悪い?)ガッカリでした(笑)
PCの操作を始めると、チュートリアルの後に、スコアを送付する学校を5校選びます。
今回選択した学校は、下記の通りです。
・RSM(現在第一志望のオランダMBA)
・MBS(RSMと並ぶ長年の第一志望)
・Nottingham(MBAに関心が出た時の第一志望校)
・Babson(起業に強い米国唯一の志望校)
・Vleric Leuven Gent(CSR分野にも強いベルギーの有名校)
まあ、せっかくなので5校指定しましたが、本気度が高いのはRSMとMBSです。
どうせなら記念受験的に米国TOP校も指定するか?とも思いましたが、無駄なことはすべきではないと思い、少しでも関心があるところに送付することにしました。
学校の指定が終わると、いよいよ試験が始まります。
【AWA】
まずはAWA。ライティングです。2つの小論文を30分ずつかけて書き上げます。
事前に確認したテンプレートに沿って打ち込みます。その後、問題文をコピペ。
IELTSのライティングのように凝ったパラフレーズとか考えず、ひたすらコピペで字数を稼ぎます。
IELTSのライティングだったらとんでもなくNGな文ですが、GMATはそれでもOKで、むしろ字数が大きいようなのでひたすらコピペ。正直、打ち込みながら大丈夫かな?なんて思ってました。
でも、AWAで大事なのは字数と体力の節約なので、まあOKだと思います。実際他の人も点数が出ているようですし。
【Quantitative】
AWAの後小休止をとると、今度はMath。得意分野でもありますし、ささっと解いて休憩しようと思ってました。
・・・が、最初の問題でいきなり戸惑い。やはり本番はprepより難しいのかー、と絶望しそうになりました。
でも、コツをつかむとサクっと解け、そのあとはprepと同じようなスピードで解けました。
感じ方にもよりますが、特にprepより難しいということはなかった気がします。
ちなみに一問解いたことがある問題があり、ツイてました。ダミーでなければ。
【Verbal】
Mathの後の休憩が終わると、GMAT最大の難関、Verbalが来ます。RC・CR・SCの問題がバラバラに出題されます。
基本的にGMATのスコアはVerbalの出来に左右されるため、何としても全力を出さなければいけません。
また、最初の10問程度で高得点ルートとそうでないルートにコンピュータによって振り分けられるとも言われており、最初の方は頑張らないといけないという戦略を意識させられるのも負担になります。
そして、最初の問題はSC。SCは得意ではないですが、落ち着いてチェックポイントを見つけることを意識して勉強してきたため、落ち着いて考えることができました。
その調子でSC・CRなどを解いていくと、何となく難しい問題が出てきました。
もしかして、これは高得点ルート!?なんて妄想もちょっと楽しみながら問題を解いていました。
時間を使うが得点源にせよ、という説が一般的なRCは、幸いビジネス系のテーマが多かったために取り組みやすかったです。
しかし、やはり時間は苦しく、中盤以降はランダムクリックを余儀なくされてしまいました。
ランダムクリックを繰り返すと、本当に気分が盛り下がります。まあ、よくあることなので割り切るのですが。
Verbalが終わると、いくつかアンケートに答えて、いよいよスコアが出ます。
MathとVerbal、そしてそれから算出されるTotalのスコアはすぐにPC上に表示され、AWAのスコアは後日公式スコアとしてTotalスコアと共に確認できるようになります。
で、そのスコアですが・・・
Math 49
Verbal 19
Total 570
でした。
目標とする580点にはあと少し、というところですが、prepの点数を超えたこと、MBSのmiddle80%には入っていること、RSMのmiddle80%にもかなり近いということで、必要最低限のスコアは取れたかと、一応は満足しています。
結果報告と今後の出願準備の進め方の相談のために、帰宅後すぐに濱口塾長に連絡しました。
その結果、まずは次の段階に進んでみようということで、エッセイの準備をすることになりました。
出願できるくらいのスコアではあるし、まずは出願してみて学校側の反応を探ってみればいいのでは、ということでした。再受験して点数を上げてほしいという話が来る可能性はあるけど、ということではありましたが。
ということで、決して高い点数ではないですが、RSM・MBSクラスの学校の出願についてはGOサインが出たので、まずはGMATの勉強を終了しようと思っています。
もちろん、GMATに必要な能力はGMATだけでなく英語の使用において必要なものですし、IELTSの受験もあるので、英語の勉強は引き続き継続ですが。
IELTSのスコアが足りないまま1月から始めたGMAT。
IELTSより先にGMATを終了することになるとは思いませんでしたが、まずは一つ壁を超えることができてよかったです。
引き続き急いで出願準備を進め、何とか2012年RSM入学に滑り込めるようにしたいと思います。
GMAT受験にさいして応援してくださった方、アドバイスをいただいた方、本当にありがとうございました。
まだ道は長いので、引き続き、ご指導、ご鞭撻およびご声援のほど、どうぞよろしくお願いいたします。