MBAアプリカントの最大の壁の一つ、GMAT。
そのGMATの本番が5月18日(水)に迫ってきています。
志望校であるRSMのmiddle80%のスコアは580-680。ですので、580点はとらないと、少なくともGMATのスコアとしては厳しいものになると思われます(2008年に550点での合格実績あり)。
また、MBSは550-690であり、MBSに出願するという観点でも550はほぼ必須と言えそうです。
特にRSMはIELTSを提出しないというディスアドバンテージ(不要だが、オプションで提出することができる)があるため、あまり低い点数で出願することは危険と言えそうです。
ただし、欧州MBAはGMATのスコアを米国ほど重視しないため、その点は日本人に有利と言えそうです。
ともあれ、迫る本番に向けて、ここ2,3か月はGMATの勉強を中心にしてきました。
GMATは、AWA(ライティング)、Quantitative(算数/数学)、Verbalの3つのパートで構成されています。
そして、AWAについてはテンプレートでほぼ対応が可能、Mathは中学受験や大学受験の蓄積でかなり対応可能(GMATの模擬試験ともいえるGMAT prepで49は出せている)ということで、問題はVerbalということになります。
そのVerbalはRC(リーディング)、SC(文法)、CR(論理的思考)の3分野があります。
数学が比較的得意で、英語力がネイティブに比べて弱い日本人にとって、GMAT対策のほとんどがVerbalに充てられると思われます。
僕は万遍なく苦手ですが(汗)、特に苦手なのがSCです。
もともと文法知識がしっかりしていない(もちろん最低限の知識はあるはずです)上、SCの問題はネイティブ向けということもあり芸が細かいです。
もちろん、文法的に明らかにおかしいという選択肢もあるのですが、非常に微妙な違いで選ばなくてはならかったりすることもあり、かなり文法について意識する必要があります。
何がキーポイントかを把握するのにもそれなりに時間と労力が必要で、限られた時間の中落ち着いて回答するのはかなり難しいです。
一方、RCやCRは読解力が重要で、GMATのため、というより一般的な英語力がモノをいうようです。もちろん、出題パターンや認識すべきポイントはあるので、そのあたりを注意した練習はしていますが、やはりSCに比べると日本人にもなじみやすい分野だと思います。
ということで、特にSCを中心に取り組んできたこの数か月。SCの問題も大分慣れてきて、落ち着いて解けば、簡単な問題にはある程度対応できそうな感触があります。
RC・CRも練習問題ではそれなりの正答率が出ているので、何とかなりそうな気がします。
初回の目標点は、RSMに出願する最低限のスコアである580。
M49を前提とすれば、Vは20で580になるようです。
V20は正答率では50%前後と聞いたことがあります(但し試験の性質上正答率とスコアは必ずしもリンクしない)。
GMATは時間との勝負という面が大きく、いかに早く解くか、いかに問題を捨てるか、という意識が必要になります。
僕も、自分の英語力は認識しているつもりですので、謙虚になって解けそうにない問題は早めに見切って、解ける問題をしっかり解いて、50%強の正答率を出せたらと思います。
あと2日、最後まで復習を怠らず、本番はちゃんとパスポートを持参し、落ち着いて問題に集中し、目標スコアを出したいものです。