宇宙戦艦ヤマト

本日公開の「SPACEBATTLESHIP ヤマト」を見てきました。

ご存じのとおり、木村拓哉さんが古代進、黒木メイサさんが森雪役です。

そして、すでに周知のとおり、雪のイメージは原作とは正反対です。

原作同様、ガミラスによって地球は放射能が充満し、人類が終末の時を待つ中、イスカンダルからのカプセルに一縷の望みを託し、沖田艦長以下ヤマト船員に人類の希望が託されます。

そして、伝家の宝刀である波動砲とワープによってガミラスの妨害を潜り抜けイスカンダルに向かいます。

その中で、多くの仲間とのきずなが問われたり、リーダーシップを試されたり(特に瞬時の判断が求められることが多いので意思決定は大変です)。

すごい迫力の戦闘シーンはもちろん圧巻なのですが(3Dだったらもっとすごかったかも)、その合間に考えさせられるテーマがちりばめられています。

また、ボロボロになりながら未知のものにぶつかっていき、最後に帰ってくる姿は「はやぶさ」とも重なるものがあります。

150分間という時間でしたが、最後まで目を離すことができない、面白い作品でした。

原作を端折ったり、あるいは変更している部分は当然ありますが、迫力がすごく、原作が好きな人も知らない人も十分に楽しめると思います。

このヤマトはどうやら大ヒット発進だったようですので、今後の航海の無事を祈りたいところです。

それにしても、我々は将来イスカンダルのお世話にならないようにしたいものです。

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